スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついたホットハッチ=熱扉車ライフ。

カテゴリ:クルマ > GRヤリスのメンテナンス

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スキーシーズンで内外の溜まった汚れをガチで洗車してきました。手洗い洗車なぞ5年ぶりくらいです。納車時にコーティングしてもらっていたので、そのメンテナンスがメインになりますが1年経過しても撥水は十分ですね。
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これが納車時に付けてもらったメンテナンスキットの撥水復活用のシャンプー(左)を使います。右は水垢などのクリーナーです。
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説明書によると10倍に希釈するとのことなので、そのとおりで洗ってすすぎましたが、スポット状の跡がつきまくりました。ちょっと濃すぎなのでは?
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水を含んだセームで擦ると目立たなくなりましたが、こんな作業が大変では何のためのコーディングなのかわかりません。
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翌日は雨だったのですが、たしかに撥水は復活してました。
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取説には「できるだけパネルごとにすすいでください」とありましたが、これは「できれば」ではなく「必ず」ですね。コイン洗車場ではそれは無理ですし、撥水復活効果は十分なので次回は20 ~30 倍希釈で使ってみようと思います。

外装の汚れで一番気になってたのは、スポイラーやサイドスカートの水垢。雪道を走れば汚れた水がかかるしし、上に向いた面なのでその水が残りやすいし、さらに黒光沢で目立って仕方がありません。そこで前述画像右のクリーナーを使ってみました。これが施工前。汚い!
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2回施工(原液のままスポンジで擦って、水で流す)するとここまで改善します。
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完全ではないですが、ぱっと見はだいぶ綺麗になります。1回目より2回目の方が断然綺麗なのでやればやるほど効果がありそうですが、まあ今回はこんなもんで。

ついでにホイールのガリ傷のタッチアップもやりました。
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ENKEIのダークシルバーのタッチアップペイントは売ってませんが、これが代替色だそうです。


たしかに十分これで目立たなくなりますね。
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そして納車時から気になっていた「GRディスチャージテープ」を剥がしました。なるべくシンプルにしたい私の好みではないいものの、納車コーティング前に剥がさなかったため色ムラを恐れて放置していました。
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剥がした跡は意外にも隠れていた面が白っぽくなってました。
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粘着剤に塗膜が侵されているのか、細かい傷があるのか不明ですが、前述のクリーナーでは改善しなかったので、次回の洗車時に傷埋めケミカルなど使ってみようと思います。
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色ムラはあるとしても、この方がスッキリしてていいなあ。

シーズン通して汚れるのは内装も同じ。靴でつけた泥とかマットに溜まった砂利、インパネの埃やガラス内側の清掃と、納車時から気になっていたのがシートのシミを綺麗にしました。目立つものではないのですが、うっすらと白いシミがあり、そのうっすら加減がかえって気になっていました。内装全体のクリーンナップをふくめてプロにお願いすることも考えましたが、まずはダメ元で自分でやってみようとおもい、オートバックスで勘で選んだこれを使ってみました。
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施工前の画像撮り忘れましたが、たしかに綺麗になりました。
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酸素系漂白剤が効いてるのかもですね。

もう一つ気になっていたのが、ステアリングのエンブレム。何かの拍子にガリとした傷からメッキがポロポロはがれており、今回クリーナーで拭いたらかなりハゲハゲになってしました。
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このエンブレムは10本くらいの足で固定されており交換がかなり大変そうなのと、そもそもメッキも目立ちすぎなのでガンメタに塗装するとかラッピングするとか今後考えたいと思います。

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これからが春スキー本番ですが、だいたい4月も1週目を過ぎると雪道に出くわすこともないので夏タイヤと夏ワイパーに戻しました。
せっかく夏冬それぞれのホイールと油圧ジャッキとトルクレンチがあるので交換はセルフ作業。ハブまわりが融雪剤でサビてハブリングが固着してないか?が心配だったのですが問題はなし。それでも左後輪がややサビていたのでワイヤーブラシで掃除して、
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夏ホイール用のハブリングを装着。
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念のためスプレータイプのシリコングリースで防錆処理しました。
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以前ショップで「このハブリングはきつくて外せなくなるかも?」と言われたのですが、クリアランスは十分あり、そんなことなさそうです。

スタッドレスといえば気になるのは寿命です。それに影響を与えるのは溝の残りの深さとゴムの硬さ。
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溝の深さはデプスゲージで計測していましたが、最近このゴムの硬さを測る硬度計が市販されていることを知りました。
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ゴムの硬度に絶対的な単位系はないので、あくまで同じ硬度計の計測値の相対比較になるのは要注意点ですが、自分のタイヤの硬さの個体差や時系列変化を把握することはできます。
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早速測ってみると、右前に装着していたタイヤだけ硬度が5ほど高くでました。
右前は溝の残りもやや少ないため、ブロックの高さが低い→硬度が高いという相関は理屈には合っていますが、こんなに違うのかな?
今後は、デプスゲージと硬度計の測定値を下のような表で管理しつつ、運転した際の自分が感じたグリップ感とも照らし合わせながらスタッドレスの買い替えを無駄なく判断できたらいいな、と考えています。
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スタッドレスの保管で大敵なのは自重による歪みと紫外線なので、2本づつ横置きにして、ラック用のタイヤカバーで覆って北東側で保管しています。
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そのままだと殺風景なので日陰を好むグリーンを育てる予定です。
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最近のクルマの下回りには、タイヤの前にベロのようなパーツがついてます。タイヤデフューザーといって、フェンダーとタイヤの間や車体の下に空気が入り込まないようにして空気抵抗を低減したり、ダウンフォースを増す(というかリフトを低減する?)空力パーツです。
深い雪道を走ると、雪の圧力で壊れてしまうことが多々あり(とくに路肩に溜まった雪の圧を先頭で受けるフロントの助手席側)、かって986ボクスターで雪道を走っていたときにも経験しています。

今シーズンの過酷な雪道走行でGRヤリスも助手席側の同じパーツが破損しました。ボクスターの時は走行に支障がなかったので放置しましたが、今回はブラブラになってしまいフロントタイヤに干渉するので修理せざるを得ません。
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下から見た状態。矢印のビスが、まるで囲ったところに刺さっているのが正常です。
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壊れていない運転席側と比較するとよくわかります。
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いったんはビスを外して元に戻してみたのですが、車体側のアンダーカバーが破損しており簡単に外れてしまったので、このビスとアンダーカバーを挟んでいたクリップを取り去り、作戦変更です。
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あらためて観察すると、とても都合のいい穴があるので、タイラップで固定することにしました。
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一見うまくいきそうだったのですが、雪道を走ったらタイラップが外れてしまいました。チャック部分を外に出していたので、ここが圧を受けて緩んでしまったのではと推測します。
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そこで、あまった端っこを切らず、かつチャック部分を中に隠すように再修理。この画像は洗車前なので塩カルがすごい。下回り洗車って意味あるんだな。
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その後何度か雪道を走りましたが、問題ないようです。きちんと修理しようと思うとアンダーカバーの交換で大ごとになりそうなので、当面これでいこうと思います。ちなみにボクスターはアンダーカバーでなく小部品であるデフューザーが破損するので、修理コストも安そうです。
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GRヤリスはボクスターに比べるとガソリンが減らないのは良いのですが、1つ困ったことがありました。それはタイヤの空気圧を調整するチャンスが減ることです。「空気圧が低いかな?」と思ってもガソリンが減っていないとスタンドで空気を補充できません。
車載のパンク修理キットのコンプレッサーを使うことも考えたのですが取説には「日常点検には使用不可」との記載があり、ネットでも「時間がかかる割に騒音がうるさい」とのことだったので、手持ちの自転車用空気入れが使えないか試してみました。
一般的な自転車のタイヤバルブは「英式」、クルマは「米式」で互換性がないので、ホームセンターでアダプターを買ってきました。
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一般的に足踏み式の空気入れはシリンダー2つのものがクルマ用として販売されており、手持ちのシリーンダー1つのタイプでは無理?かと思ったのですが、
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100回ほどポンピングしたら50KPaほど充填できました。100回と聞くとなんか大変そうですがそうでもありません。完全なパンク状態からは無理かもしれませんが、日常点検の範囲であれば十分使えると思います。


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今年も猛暑に襲われた夏休みですが、最高気温25度の苗場に避暑して、美味しいものを食べつつ、GRヤリスの細かいメンテナンスをこなしました。今回はメンテナンス編をお届けします。
詳しい手順はみんカラへのリンクを参照して下さい。
まずはオプションツイーターの再取り付け。重心が前よりなのを両面テープの粘着力が支え切れず、転げてしまいます。
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ホムセンで買ってきた椅子やテーブルの脚にはめるキャップを追加の台座にして対策しました。
重心も台座の中心付近になり、粘着面も増えるので、安定感バッチリ。
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私のGRヤリスは購入時で5万キロを超えていたせいか目立っていた内装の傷や汚れをキレイにしました。まずはグローブボックスやドアパネルの蹴り傷。
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100均のネイル磨きと砂消しゴム、内装コート剤の合わせ技でだいぶ目立たなくなりました。
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ツルツルなってすっかりスエード感がなくなっていたドアパネルの肘が当たる部分は台所用洗剤を含ませたウエスでゴシゴシし、スエードブラシで整えたら、復活しました。
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つまり、起毛が禿げていたのでなく、全オーナーの皮脂でカピカピになっていたわけです。気持ち悪ー!


エアコンとシフトインジケーターの拭いてもとれないマダラ状の汚れは、いっその事!とコンパウンドで磨いてピカピカに。
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こういう所がキレイだと気持ちいいですね。


外回りでは、ENKEI Pf07と一緒に譲ってもらったKYOEIの貫通ナットのサビが気になっていたので、
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スチールブラシとエアダスターで綺麗にしたのち、
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nut屋さんのゴムキャップを装着。だったら袋ナットにすれば?言われそうですが、せっかくの良いナットなので。
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これにて気になっていたポイントのカスタマイズやメンテナンスはひと段落です。




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マイカー生活復帰とともに、シーズンになれば自分のクルマでのスキー場通いも再開するわけですが、そこで気になるのが融雪剤によるダメージ。下回りも含めてその都度洗車するのが王道ですが、東京着が遅くなり時間が取れない時もあります。そんな時に、高圧洗浄機をクルマに積んでおいて、インターチェンジの雪落としスペースなどで足回りやブレーキ回りだけチャチャっと洗えればクルマにも自分の精神衛生にも良いのでは?と思いつき高圧洗浄機を買うことにしました。

汚れ落ちを考えると吐出圧力が5MPa以上あると良いらしいのですが、その多くはポンプ本体と噴射ガンが別体の大型タイプです。想定している「チャチャっと洗車」や収納場所を考えると一体型のコンパクトなものが良いのですが、そうなると2.2~2.5MPaがメインになります。
技術は魔法じゃないので「そりゃそうだ」と思いつつ、丹念に調べたらありました。


正直半信半疑だったのですが、値段も安かったのでダメもとで買ってみました。
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付属のケースはペラペラで剛性感ないですが、コンパクトに収納できます。

ためしに取り外した純正ホイールを洗ってみたのですが、水の消費量が半端ない、というのが第一印象です。8Lのバケツの水が数分でなくなり、何度も汲む必要がありました。ペットボトルから給水することもできますが、おそらく30秒とか1分でなくなると思われ、「出先でチャチャっと」は無理そうです。

じゃあせめてバルコニーや窓ガラスの清掃に使えないか?と思い、付属のホースを同径のホースで延長し風呂の残り湯から直接吸水できるようにしてみました。
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スペック通りの「5MPa」が出ているかは不明ですが、洗浄力は満足できるレベル。
雑巾でいくら拭いても綺麗にならなかった網戸もこの通り。
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バルコニーの手すりにのこる雨垂れの黒い汚れも、完全には落ちませんが、だいぶ薄くなります。

あとはバッテリーの持ちですが、6m×1.5mと2m×1mの2つのバルコニーの床面と壁面、窓ガラスをほぼ清掃できました。「ほぼ」と書いたのは、最後に側溝にたまった汚れを流そうとしたところでバッテリーが切れたためです。今回は初めてで私の要領も悪かったので、次はギリギリいけるんじゃないか?と思います。ちなみにバッテリーの残量表示もありますがあまりあてになりません。
本体重量は2キロを切るくらいですが、バッテリーを使い切るまで作業すると腕がだるいです。ただ、いままではデッキブラシで床と壁をゴシゴシし、水が汚れるたびにバケツの水を汲み直していた手間を考えれば、圧倒的に楽ちんで、このコンパクトさと価格を考えれば買ってよかったと思います。

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まだ無料期間が2年ほど残っているT-Connectをアクティベートするために、都内のGRガレージに出向いたところ「メーカー保証も残っており、点検を受けてもらえば継承できます」とのことだったので、その場で点検を予約し、先日再訪しました。
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点検で指摘されたのは2点。まずは、先日ホイールをENKEI PF-07に交換した際に挿入した5mmのホイールスペーサーはナットの掛かり量が足りない、ということで外されてしまいました。
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一般的に5mmまでならギリOKと言われますが、たしかに自分で測っても10mmくらいしか掛かりがないことはわかってたのでしょうがないですね。見た目にほとんど影響はないですし。
GRの車は、車載時に締結するための穴が4つボディに空いており、納車時にゴムキャップで塞ぐそうなのですが、そのキャップがない=穴が空いたままということがわかりました。これ自体は保証に影響はなくメーカー保証の継承はできましたが、ここから水が入ったりするそうなので、キャップを注文しました。
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価格は4個で540円くらいでした。拡大するとこんなパーツです。無駄に綺麗だ。
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取付箇所はジャッキアップなどしなくても手が届くので作業自体は簡単です。
こちらがフロント側の装着前。フロントタイヤの脇にあります。
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装着後。GRガレージの担当者からは「ゴムが硬いかも知れません」と言われましたが、むしろ柔らかくて、中に押し込みそうでした。
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こちらはリア。完全にボディ下面なので、こちらの方が面倒です。
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リア側の装着後。膝をついての作業になるので、ウエスやタオルを膝の下に敷くと痛くなくて楽です。
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特にフロント側はタイヤが巻き上げた水や雪がモロに当たる場所なので、夏の間に対処できてよかったです。



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