スキーヤーは熱扉車の夢を見るか

「オープンカーで如何にしてスキーに行くか?」に挑戦してきたスキーヤーがたどりついたホットハッチ=熱扉車ライフ。

カテゴリ: 食べ歩き

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タナベスポーツカップでレーシングシーズンも一区切り、かぐら田代でのコブ練シーズンを開始しつつ、お蕎麦屋さんとパン屋さんを新規開拓してきました。

まずコブ練ですが、今年は何と言っても雪が多くGW後半になっても安心してコブの底に突っ込めそうです。なにせ2Fの高さにあるはずのかぐらの無料休憩所が地上にあるほどなので。
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ウッドデッキも登らずにいけます。
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私はスキーヤー的にはレースが本業(?)でコブはレジャーというかあまり考えずに楽しく滑れればいいやと考えがちで、ついつい目一杯のスピードで持てる技術を臨機応変に繰り出して滑りがちでした。
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しかし今シーズンは半ばごろに、あえて使う技術に縛りをかけ、それだけで滑り切れるよう工夫して滑るのが面白くて練習にもなるという発見がありました。またその縛りをはずしてコブを滑ると、いままでの滑りが臨機応変ではなく行き当たりばったりだったことにも気づき、久しぶりにコブを黙々と滑り続ける春を迎えています。ただ過去の大きな怪我はたいていこの時期なので、無理しないように気をつけてます。
というわけで積極的に「スキーに行かない日」を決めて美味しいものを食べに行きました。まずは冬季休業明けの「姉山の家」
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味のしっかりしたお蕎麦はもちろんですが、天ぷらの美味しさは尋常じゃないですね。お店のちかく(というか駐車場)には水芭蕉が群生していたりして、お水がいいのかもしれません。
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沼田〜月夜野の特産品で私が大好きにもかかわらず、ファミリーマートJA利根沼田月夜野店から姿を消していた「黄金辛子の醤油漬け」ですが、
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道の駅「たくみの里」で再発見しました。
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食品衛生法の絡みで生産を止めてしまったのでは?と心配していたので嬉しいです。

三国峠を越えて南魚沼周辺の蕎麦屋は、牧之庵の閉店以来新規開拓を進めていますが、今回は地元NSTの情報番組で紹介されていた「鹿小屋」に行ってみました。

八箇山列を望むこの地域でも電線などが視界に入らない風光明媚な場所にあります。
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店内は年季のある梁が美しい古民家らしい雰囲気です。
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メニューをみると蕎麦専門店ではないようで、鮎やかじかといった川魚の料理もありました。蕎麦と両方いただくのはボリューム的に無理なので、今回は天ざるそばにしました。
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こちらの天ぷらも素材の美味しさがいきており、天つゆがつかないこともあり塩でいただくのがおすすめです。

そして今回のツーリングで最大の発見は、十日町で最近開業したパン屋さん「バウムリンゲ」。
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「パンの世界大会第三位」は伊達じゃないです。まじ美味いです。
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趣向を凝らした食事パンは具材の美味しさが生きてますし、
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プレーンなバゲットは周囲の硬さと中のもちもち感が絶妙!わざわざ八箇峠を越える価値があるお店だと思います。


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妻が「奥多摩の方にお蕎麦を食べに行きたい」というので、986ボクスターを買ったばかりの頃に行った奥多摩の蕎麦屋さんを再訪してみよう、ということになりました。当時ブログにも書いたのですが、なぜか店名がなく記憶もありません。

とにかく山奥だった、という印象だけで今回行ってみたのが「浅間坂 木庵」

行ってみたら全然違うお店だったのですが、いただいた「おいね飯」は多彩な小鉢と山菜の天ぷらがなかなか美味しかったです。
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お蕎麦は太めでモチっとした食感がとろろとすごく合うので、小鉢のとろろは蕎麦つゆに投入するのがおすすめです。

 
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今回はグルメ編。まずはいつものお店から。「月夜野庭 銀の月」さんではいつものロースでなくヒレでをチョイスしました。
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これぞ豚肉だ!という香り高いお肉で、ロースの脂の旨みとはまた違った美味しさが堪能できました。
おなじくみなかみ町の「姉山の家」さんのの天ざるも外せません。
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山あいのお店なので山菜が美味しいのはわかるのですが、この海老の美味しさはなんなのでしょうか。こんな味わいの濃い海老は他ではお目にかかれません。

次は新規開拓したお店。八海山麓の「宮野屋」さんであらびきざる蕎麦と山菜と季節の野菜の天ぷらをいただきました。
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出汁の旨みがメインであまり醤油っぽさがないめんつゆが、粗く挽かれた蕎麦の風味を引き立てます。魚沼地域で一般的なへぎそばとはまた違った選択肢を用意してくれているのが嬉しいですね。


「アイスが食べたい」という妻のリクエストでみつけた「ジェラート工房ヤミー」

地元ではかなりの人気のようで、ひっきりなしに若い女性や家族連れが訪れます。
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たしかに素材の味がしっかり前面に出ていて、パリのサン・ルイ島で食べたソルベを思い出しました。これは人気になるわけだ。


最後はお店ではなく産品です。魚沼、津南地域の特産「鬼もろこし」。
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もはやとうもろこしとは思えない水々しさと甘さは梨レベルです。色々なところで売られていますので、見かけた方は買った方がいいですよ。

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実は今まで、自分でホイールを買って愛車をドレスアップしたり、スタッドレス用に使ったり、という事をしたことがありませんでした。
興味はあってもお金がなかったり、そもそも純正のデザインが好きだったりしましたし、スタッドレス用も、昔はホイールの組み替えがあってもなくても同じ工賃だったので、わざわざ別のホイールを用意するメリットもなかったのです。

しかし、GRヤリスは純正のホイールがどうにも気にいりません。スポークが細すぎるし本数も多すぎる。VIPカーじゃないんだから。黒の光沢というのもよく分からない。スパルタンな感じはするけど、どうも競技ベース車の「交換前提ホイール」みたいで安っぽい。
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とは言ったものの、いかんせん今までホイールを買おうと思ったことがないので、一体どんなチョイスをすればいいのか、自分の中にも基準がなく、こんな動画を作るくらい悩んだり、いろんな人に意見を聞いたりしました。

結局辿り着いた答えは
自分も含めクルマ好きが納得するモータースポーツでの活躍や性能に定評のあるブランドやメーカーを選ぶ。ただしGRヤリスの文脈やストーリーは外さない。例えばサーキット寄りのBBSよりはラリー寄りのOZみたいなことですね。

一方クルマに興味のない人、とくに同乗者の妻の意見も重要です。色とか仕上げのみの評価になりますが、ボディとの極端なコントラストや有彩色には違和感を感じるようです。個人的にもボディがメタリックならホイールもメタリックが合うと思います。

なんとなく腕時計の選び方に似てますね。

結局選んだのはENKEIの7本スポーク、performance line PF07。色はダークシルバー。

定番の5本でなく7本なのは、先にスタッドレス用に買っていたOZの中古品と差をつけたかったらです。
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いやー想像以上にカッコよくて大満足。なんで純正はこうじゃないのか?せめてオプション設定すればいいのに。
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想定外に良かったのは、しょぼいキャリパーが目立たなくなったこと。ガンメタ系は正解でした。
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サイズは18インチ 8J インセット45で純正と同サイズですが、色気をだして5ミリのスペーサーを入れてみました。立体駐車場のパレットに入れる時は要注意ですね。
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今回中古品を譲っていただけるご縁があり、中京方面まで受け取りに行ったのですが、せっかくなので途中で高速を降り、静岡名物さわやかのげんこつハンバーグを食べてきました。
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ハンバーグの概念を覆す血の滴るような肉汁と弾力ある歯応えは、病みつきになりそう。開店前から整理券を配布するほどの人気はうなづけます。
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オリジナルステッカーも貼り付けて、GRヤリスのカスタマイズも一区切りつきそうです。
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ゴールデンウイークに行けなかった石川雲蝶の彫刻を見てきました。
石川雲蝶は幕末期の新潟で活躍した彫刻家で、真に迫る造形と絵画にも及ぶ幅広い才能から「越後のミケランジェロ」とも呼ばれます。

特に多くの作品が遺されているのが魚沼市の永林寺西福寺開山堂です。
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永林寺では雲水龍や天女の欄間彫刻が有名ですが、私のオススメは孔雀ですね。残念ながら撮影禁止なので画像はありませんが、「こんな所どうやって手を入れて彫ったのか?」という作品がたくさんあります。境内にある雲蝶の手形を見るとその秘密がわかります。
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手が小さい!私も相当手が小さい方ですがさらに小さい。これなら彫れるかも?とはいえ6年間の滞在期間でこれだけの作品を残したのですから超人的な集中力を持った人だったんでしょうねえ。まさにミケランジェロ。

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西福寺開山堂は建物外部にも雲蝶作の彫刻が施されています。
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開山堂の天井彫刻がなんといっても有名で見所満載ですが、私のオススメは書院の障子と本堂の襖絵です。障子は木枠で三保の松原を表現していて、幕末とは思えないモダンさがあります。襖絵は日本画の定番、孔雀を描いていますが、羽毛一つ一つの細やかさだけでなく、孔雀の体全体の立体感やマス感も表現されているのが素晴らしいです。伊藤若冲より全然上手い(と思います)。

昼食は十日町に寄り道して「由屋」でへぎ蕎麦をいただきました。
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こちらのお店の特徴は薬味がワサビでなく辛子であること!
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ちょっと驚きますが、十日町近辺では昔はよく辛子で食べられていたそうで、その名残だそうです。
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こちらのお蕎麦は私好みの香りがシッカリしたタイプで、これがまた辛子とよく合います。これはアリかも。

デザートは越後湯沢駅前の「んまや」で越後姫のかき氷をいただきました。
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この甘みは間違いなく越後姫!かき氷は4種類ありますが、間違いなくおススメです。


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この週末は恒例の「岡部哲也スラロームカップ」に参加するため、軽井沢に行ってきました。
前日トレーニングはいつもの浅間コース。今年はこのバーンとしては柔らかい方だったかも。
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今年はタイマーが導入されてました。自分の感覚、岡部さんのコメント、そしてタイムを照らし合わせて次の1本にフィードバックできるのはやはりいい気づきがありますね。
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例年、このトレーニングでのポールセットに翌日の本番のヒントが隠されていることが多いのですが、それが見抜けるかどうかは別の話。

軽井沢泊まりで問題になるのがホテル選びです。以前使っていたホテルが軒並み廃業してからはもっぱら駅前のアパホテル。まあ、悪くはないのですが、スキーヤー向けではないので使い勝手がイマイチでした。そこで今回は、苗場で一緒にトレーニングするKさんが開業した「ホテルロッソ軽井沢」にお世話になりました。
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さすがに綺麗なお部屋ですが、それだけでなく、スキーヤーに嬉しいポイントが散りばめられています。ベッドと窓の間に少しスペースがあり、スキーだと多くなりがちな荷物の整理がしやすいです。
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また、一般的なホテルに比べて照明が明るめなのも嬉しいですね。
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ゴーグルや帽子、グローブなど細々とした持ち物を探すのがとても楽です。
また、ハンガーが4つもあり、スキーウエアにレーシングスーツ、普通の服が全部かけられるのも素晴らしい。
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デスクの上には凹面鏡。スキーをするときはコンタクトレンズという方も多いと思いますが、コンタクトをつけるときにこんなに便利なものはありません。
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これは誰でも嬉しいポイントですが、お風呂も大きいです(画像は使用後)。
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駐車場にはプレハブの乾燥室があります。
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暖房も十分でブーツや板がちゃんと乾きますし、チューンナップ台も完備(これはオーナーが使いたいだけかもしれませんがww)
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奥はカーテンで仕切って着替えもできます。暖房とは別にオイルヒーターもあり、椅子もあるのでタイツや靴下を履くときに楽です。いつもスキー場の混雑する更衣室で着替えていたのでこれも嬉しいですね。

あと、画像ありませんが、無料の朝食も嬉しいです。コーヒーやお茶と2種類のパン、サラダ、ゆで卵いずれもたっぷり用意されており、本当にいいの?って感じです。

さらに(冬期だけですが)ホテル→駅→スキー場の送迎もあります。
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多くの人はクルマなのであまりメリットがないかもしれませんが、私のような新幹線スキーヤーにとって、スキー場と駅、ホテルの間をオールインワンケースを転がして移動するのは本当に大変なのでこれはありがたいです。

そして何よりもスタッフの皆さんが明るく気の利く方ばかりで気持ちよく過ごすことができました。人手不足の昨今、これだけの人材を集め、育てたオーナーの力量に感服です。これは軽井沢の定宿決定です。

さて、本番の大会の方ですが…
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当日は冷え込みはさほどでもなく、コースが荒れるほど暖かくもない天候。1本目はまだバーンは硬いものの、ツルツルという訳でもなく滑りやすい状況で、振り幅は少なめのセット。この段階では大事なことに気づかないままスタート。
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出走24人中13位でフィニッシュ。順位よりもトップから7秒も離されたことに凹みます。
2本目になると雪は緩み気味、セットは振り幅もあり、自分にとっては好条件が揃っていたので意気込んでスタート。やはり大事なことには気づかず。
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結局順位は変わらず13位。今年から初めてのマスターズで昨年との比較ができないのでなんとも言えませんが、日頃の練習で1秒ほど離される仲間がかつて入賞したこともあり、もう少しいい成績が取れるのでは、と思っていたのでかなり残念でした。

成績が期待外れだった理由は閉会式の岡部さんのコメントで明らかになります。

「今年は2本ともインターバルを長めにしました。にもかかわらず、スキーを回し過ぎタイムが出ていない人が多かったですね」

それだ!大事なこと!

前日の練習でもまったく同じコメントを言われていたにもかかわらず、セッターの罠にはまり、インターバルの長さに気づかないという愚行!
インターバルが長い→余裕がある→スキー回しすぎ→致命的なミスは犯さない→自分ではうまくいったつもりでもタイムは出ない(だから写真はカッコイイww)
まあ、事前にわかっていたとしても昔から不得意なパターンなので結果は同じだったかもしれません。

結果は不本意ですが、これからはもっとインターバル(同じバーンなら旗門数)を意識して練習を積んでいく必要がある、という糧は得られた大会でした。


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泣いても笑っても最終日、予報どうり天気は荒れて、おそらく降雪はたっぷり。早起きして朝食ビュッフェに向かうとこの混雑。
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まだ7時前だと言うのに、みんなどうかしてます。

結局ゴンドラは動かなかったものの、今回で1番深い雪に出会えました。

苗場並みに重い雪でしたがフェイスショットバンバンでニセコの最後を締めくくることができました。
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今回はパウダー大当たりではなかったものの、近年のニセコ訪問の中ではまずまずだったと思います。そもそも食事で満点以上楽しめるのですから、贅沢をいってはいけませんね。

心配だった帰りの飛行機も無事に飛び帰宅。今回のお土産は「ハスカップジュエリー」。
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北海道出身の友人からのお勧めでしたが、これはうまい!ただし要冷蔵なのでご自宅用。お店で保冷剤をつけてくれたりしますが、職場のお土産としては使い勝手が悪いかも。

今回のニセコ訪問で気づいたのは「日本人が少しづつ戻ってきている」事ですね。ホテルでもレストランでもチラホラ日本人客を見かけるようになりましたし、スタッフや店員さんに日本人(または日本語堪能な外国人)が増えて、日本語が通じるようになりました。このまま日本人が撤退してしまうにはあまりに惜しいゲレンデと街なので、プチ海外旅行気分そのままに、いい方向に循環してくれたらいいな、と思います。

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今日は視界が良さそうなので、飛ばして楽しいヒラフへ。グリーンリーフからニセコゴンドラに乗るには、一昨年新設された短いゴンドラで移動します。
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このゴンドラ、同時に新設されたもう1基と共に、2つのホテルとショッピングエリア、ニセコゴンドラを結ぶ「連絡リフト」でしかないのですが、板を履かない人でも乗れるので、ナイター終了後も運行して、宿泊者の利便性とビレッジエリアの付加価値を向上(言い換えれば他のエリアへの流出防止)させています。リフト一本一本の収益に目を奪われ、木を見て森を見ずに陥りがちな日本の運営会社にはこういう投資はできないでしょうねえ。

ヒラフ山麓まで降りたら一休み。一昨年「世界一辛いジンジャーエール」を飲んだカフェでソフトクリーム。
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なんの但し書きもない「ソフトクリーム」のですが、これが絶品。濃厚でありながらクドさが全くなく、ふんわりと口の中で融ける様はまさに上等な生クリーム。これで350円!北海道の乳製品恐るべし。

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ランチはこちらも一昨年訪れた「グリーンファームカフェ」へ。
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以前は十字街の交差点近くにありましたが、バス停前の「四季ニセコ」内に引っ越したので、ユナイテッドシャトルで行くのがおススメかも。お店も席配置もゆったりしたムードにかわりましたが、オーガニックで肉肉しい和牛バーガーの美味しさはそのまま。
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高級なコンドミニアムホテル内なので値上がりが心配でしたが、そんな事ありませんでした。ただカレーなど一部メニューが無くなってます。

滑走3日目でさすがに疲れが溜まってきたので早めに上がってニセコ最後の夕食へ。こちらも一昨年から引き続きの「Lucky Fingers」。
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あれこれ悩んだ割に、頼んだものはほとんど一昨年と同じでした。
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オリジナリティあふれる美味しい料理と暖かい雰囲気はそのままでしたが、1つ変化があったのは「日本語が通じる」!英語堪能な日本人スタッフが増えてました。ここ以外のレストランやホテルでもその傾向があります。今回は「日本語が通じなくて困った」と言うことはありませんでしたね。

天気予報では夜から荒れるとのこと。飛行機飛ぶのか心配ですが、果たして最終日、パウダー食えるのか?

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2日目は天気回復!前日クローズしていた水野の沢か、山頂エリアか悩みましたが、沢のゲートに向かって続々とハイクする外人部隊を見て即決。他人の裏をかかずしてパウダーなし!
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クルクル山頂エリアを4回ほど回してヒラフに降りました。パウダーの深さは膝くらいで期待したほどではなかったですが、苗場なら止まりそうな緩い斜度でもターンできるしスプレー上がるしやっぱりニセコ楽しいです。

山頂エリアからヒラフに降りる途中に、みんな通りがかりにカランカラン鳴らす鐘がありますが、その隣にある山小屋風のカフェがずっと気になっていました。
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食事はなく、本当にカフェメニューだけですが、レトロな雰囲気はなかなか良いなあ。
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本日のランチはニセコアルペン1Fの「食彩比羅夫」。ここも以前から気になっていたお店。
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10貫2400円という価格はゲレ食と考えると「え!?」ですが、廻らないお寿司と考えれば1貫240円ですから、美味しさを考えれば妥当かも。特にウニのクリーミーさはさすが北海道。

夕食はヒラフの先、泉郷まで足を伸ばして「つばらつばら」のスープカレーをいただきました。東京でも続々と美味しいスープカレー屋さんができていますが、本場だけあってそれらと比べても遜色ないです。
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そして食後は、これも以前から気になってた「バー ギュータス」へ。
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昔のレギュラー瓶のコーラの自販機を開くと…大音量の音楽と英語で談笑する声で埋め尽くされた薄暗い空間。
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メニューはほぼドリンクのみ、周りのお客さんをみても、ダラダラせず、一杯引っ掛けて会話を楽しんだらさっと次の店に向かう、そんなお店みたいです。まあ、バーですからね。でもこういう場所は街としての面白さのためには必要な気がします。

この日の夜は比較的暖かく、雪の降りも街歩きには丁度いい穏やかさ。明日は寝坊すると決め、インナー類を洗濯して床に着きました。
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2年ぶりにニセコに行ってきました。飛行機が高額な週末移動を避け、木曜夜からの4泊です。泊まりはもはや常宿「ザ グリーンリーフ ニセコビレッジ」。雪が降る夜に浮かび上がるこのエントランスを見ただけで「ああ、帰ってきたな」と思います。
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明けて金曜の朝、綺麗に晴れた!
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と思いきや朝食の間にずんずんと天気は崩れ、残念ながら山頂エリアは運休でしたが、下部のリフトだけでもパウダーが楽しめるのがビレッジエリアの良いところ。

粗方食べ散らかしたらバスでアンヌプリに移動。ここのピザを食べるためにニセコに来ていると言っても過言ではない「デルソーレ」へ。本日は「シチリアーナ」と
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「アンヌプリ」
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本当にここのピザは美味しい。サクサク感とモチモチ感の絶妙なバランス、匂い立つ生地の香り…とくに「アンヌプリ」はモッツァレラと生クリームの濃厚な味わいが絶品。ああ、移住したい…
その後も天候は回復せず。上段、中段、下段と細切れになってるリフトをガスや雪の様子をみながら、視界の良い所を選んで滑りました。こんな事ができるのもそれぞれのリフトの連絡がいいから。ニセコ3エリアの中ではこじんまりとしてますが、よく考えられたスキー場だと思います。
平日のアンヌプリといえば自衛隊の皆さんの訓練をよく見かけるのですが…
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ビレッジやヒラフで見かけないのは何故だろう?
夕食はヒラフゴンドラ近くに東急が最近オープンしたホテル「木ニセコ」の「杏ダイニング」へ。
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値段は張りますが、それだけに考え尽くされた凝ったお料理が楽しめます。
前菜は「秋鮭の生ハム」。秋鮭もさることながら茗荷がおいしい。
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ホクホクとした焼き加減で素材の味が生きている「野菜のグリル」。
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メインは「ギンポの麹焼き」は道内産のユリネが印象的でした。
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食レポで肉といえば「柔かーい」ばかりで辟易しますが、確かにこれは柔らさがたまらない「アマム豚の柔らかグリル」。
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デザートは「スノーボール」。表面のふんわりしているのはホワイトチョコ、中身は柚子のマシュマロです。
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「羊蹄山」はみかんのソルベとヨーグルトムースの表面にまぶしたウエハースがみかんの皮が練りこまれていて、これがまたおいしい。
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こちらの料理はとても手が込んでいてメインの食材だけでなく、その周りの食材もすごく美味しくて隙がないですね。
その一方でスタッフの皆さんはきちんとしつつもフレンドリーで「気取ってるのが高級」という認識とは一線を画しているのはさすが東急だなあ。ホテルにも泊まってみたいけど、きっとお高いんでしょうねぇ。
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新潟から帰ってきてからというもの、胃がムカムカして(特に朝)食欲がなく、オフトレをしようという気力も湧かず…ひょっとしてこれが夏バテというもの?

生まれてこのかた夏バテの経験がなく、「夏バテ?意味わからん」と思っていたのですが、多分これがそれであろうと。尋常でない今年の暑さでついに夏バテデビューしたようです。

この1週間は早寝を心がけ、オフトレも中断。とにかくくたびれることはシャットアウト。週末の井上昌己さんのフリーライブも、昨年行きそびれて「今年こそは」と思っていた「AUTOMOBILE COUNCIL」もガマン!

アサコイワヤナギの驚愕的に美味しいケーキで心を癒し
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餃子バルでスタミナをつけ
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坐忘の粗挽きせいろで
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なんとか食欲も気力も戻ってきました。

来週は夏休みだ…

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3日目はいい天気!本来の目的はパウダーですが、ニセコは晴天も貴重なのでヨシとしましょう。視界のいいアンヌプリやヒラフは広くてフラットなバーンが魅力。特にアンヌプリは空いてる印象でしたが、今回はヒラフも結構空いていて、ホームの苗場ではなかなかできない他の人を(あまり)気にせず、ハイスピードの中で自分の運動に集中して練習ができました。

ランチは名前を聞いたことはあれど、どこにあるのかずっとわからなかった「望羊荘」。
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なんとも昭和な外観ですが、もちろん内装も昭和感たっぷり。写真では伝わりにくいですが、色あせた山の写真とか、食堂にもかかわらず鎮座するジュースの自販機が昔ながらの山小屋っぽさを醸し出しています。そういえばスキーを始めた頃のゲレンデ食堂とかスキー民宿ってこういう感じだったよなあ。こういう雰囲気目当てなのかこのお店も外国人だらけです。
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せっかく北海道に来たのにまだカニを食べていなかったので数量限定の「カニ丼」をいただきました。
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このお店の場所がピンとこなかったのは、ヒラフのこの辺り(ゴンドラ周辺)はあまり滑らなかったから。ヒラフのゴンドラといえば、4人乗りで高速でもなく、降りてから歩いて登らないと次のリフトにも乗れないという「無用の長物」という思い込みがあったのですが、実は数年前にそれらが改善された新しいゴンドラに架け替えられたことを今回初めて知りました。おまけにすぐ近くにはニセコでは貴重なコブ斜面があることも発見し、何事も先入観にとらわれることは良くないと思った次第です。

コブ斜面をゴンドラで何度も回したので、三角窓に羊蹄山がピッタリはまり込む絶景のスキーセンターで一休み。
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そこに見逃せない看板が!「世界一辛いジンジャーエール」だと!
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ウイルキンソンの甘さを抑えて、その分1.5倍くらい辛くしたような味。飲み込むと辛さが鼻に抜ける感じがかなり私好み。ただし900円もします。しらべてみるとAmazonでも500円くらいなので、元々高いといえば高いようです。



東京で見つけたらまた飲もう。

ニセコ最後のディナーはアンヌプリの「Lucky Fingers」へ。
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こちらは日本人シェフが経営する創作料理のお店です。(料理名は私の勝手な訳)
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フォアグラの旨みと牛肉の肉汁がジュワーとくるコロッケ!
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味噌ベースドレッシングのわさび菜のサラダ。
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サクサクした食感がたまらないエビのフライにレッドチリクリームソース!
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なんと米菓のおかきを衣にして揚げたアスパラガス。これは初めての美味しさ!
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そしてこのハンガー(横隔膜)ステーキは、「肉=脂の旨み」という私の先入観をぶち壊す赤身の旨さ!ウイスキー(余市)ベースのソースが絶妙です。
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ニセコではどちらかというと「素材の美味しさを生かした」お店が多いなか、こちらのお店は手の込んだ凝った料理がメイン。ニセコの食事のチョイスの幅が広がるのは嬉しいですね。

最終日は曇り+小雪。昨日の好天で緩んだ雪が硬く締まり、これまたいい練習になるバーン状況。午前中で上がらなければいけないので、アンヌプリとビレッジを中心に滑りました。
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いつも苗場の柔らかい雪で滑っていると、むしろこういった好条件のフリースキーではスピードを抑えるのが難しかったりするのですが、板に助けられました。昨年からフリーで履いている4FRNTのSWITCH BLADEはハーフパイプ用だけあって硬く締まった雪にもエッジが良く入り、プレートなしにもかかわらずブレもなく安定していました。ロッカーの流行に流されずキャンバースキーを選んで良かった!

帰りの飛行機は遅れることもなく、月曜日だったので空港も空いていて、落ちついて夕食。以前にも利用した釜飯の「ふく亭」で、新メニュー「ミックス釜飯」をいただきました。
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上にかかってるのはなんとチーズです。ご飯はケチャップライスで、釜飯というよりは魚介のリゾットというかパエリヤというかそういう感じ。一見ゲテモノ風ですが、私は好きです。

今回最後のお楽しみは、空港内の「スカイショップ小笠原」と「六花亭」のコラボスイーツ「新千歳発」
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パイ生地に挟まれているのは、ひんやり冷えたハスカップ入りのクリームチーズ。それゆえ空港のこのお店でしか食べることができない限定品。サクサクとヒンヤリのコンビネーションはその場で作っているからこその美味しさ。ひとつ180円のお手軽価格なので、新千歳空港を利用する機会があれば是非オススメです。

期待した「腰まで埋まるようなパウダー」には当たりませんでしたが、そこそこパウダーも楽しめましたし、何より4日間すべて全リフトが動いたのはかなりラッキーでした。そしてお馴染みのお店はもちろん、新規開拓したお店も美味しかったので食事も大満足。雨に泣かされた昨年に比べれば大満足の今年のニセコでした。
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ニセコ2日目、午前中は昨晩の雪で、ビレッジの「水野の沢」とアンヌプリの「えぇ沢」で少しパウダーを楽しめました。


ランチは昨年行き損ねた「Green Farm Cafe」へ。
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クリスピーチキンバーガーはソースがいわゆる外国のハンバーガーの大味なアレではなく、スパイスが絶妙な繊細な美味しさです。
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カレーはもちろん、付け合せの野菜(特にカブ)が美味しい、本日のカレー(バターチキンカレー)。
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画像はありませんが、カフェラテが美味しかった。メニューも店員さんも英語のみですが、厨房からは「お願いしまーす」と聞こえてきたので作っているのは日本人スタッフなのかも。場所はセイコーマートの斜向かいです。フェミリーゲレンデから少し歩くことになりますが、その価値はあります。

夕食はふたたびヒラフ。リニューアルしたということで、10年ぶりくらいの「居酒屋船長」へ。以前はザ・海鮮居酒屋という感じでしたがすっかりオシャレになってびっくり。昔と変わらないのは生簀(水槽)くらい。
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プリプリ感がたまらない活ホタテバター焼き。
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厚肉のイカの食感が東京とは全く違うポンポン焼き。このあたりのメニューは居酒屋ですが…
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海老と牡蠣のアヒージョ
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ピリ辛ロール
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なんてあたりはすっかりオシャレな感じですが、外国人観光客の増加に伴ってかヒラフの食事代は近年値上がり傾向の中、値ごろ感はそのままなのと、JCBカードが使えるのは嬉しいところ。あとはこの大胆なイメージチェンジが吉と出るか凶と出るか、次にニセコに来た時も食べに行ってチェックしてみようと思います。
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今年も貯めたマイルでニセコに行ってきました。今回は前日の観光などは無しで、夜発の飛行機→バスで深夜にニセコ入りの予定でしたが、予約していた便が「天候調査中」になってしまったので、急遽一つ早い便に変更。
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しかしバスは変更できなかったので新千歳空港で結構な空き時間が発生。そこで空港内の温泉施設「新千歳空港温泉」で一風呂浴びることにしました。
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1500円といい値段しますが、施設も綺麗で広いですしホテルに着いたらすぐ寝れると考えれば悪くない出費ではないでしょうか。ニセコ到着は深夜の予定なので、夕食も空港内。その店名にビビッときた「味噌キッチン」で頂きました。
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鶏味噌ザンギ定食、味噌おでん定食に一品加えた炙りホタテの旨味噌和えが美味しかった!
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宿は3年連続のグリーンリーフニセコビレッジ。
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今年は各部屋に無線LANがついて一層便利になりました。

翌日は夜半から降った雪で膝くらいのパウダー。以前は講習の受講が必須だった「水野の沢」はゲートによる規制の特別管理エリアになり、安全が確認されゲートが開いていれば自己責任での滑走が可能になりました。
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ゲートには今シーズンの痛板の元になった古いアトミックの板が!
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並べてみたかった(笑)
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ゲートが開いていたので早速沢へ!
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深い所で膝くらいでしたが、初日にしてはまあ満足できました。

初日のランチは、今シーズンはランチ営業のみの「デルソーレ」へ!
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失神しそうな感動的な美味しさは変わらず!
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特にこのピザが美味しかったのですが、名前を忘れてしまいました。とにかく、ここのピザが食べれればニセコに来た目的の3割は達成ですね。

夕食は新規開拓してヒラフの「EZO SEAFOOD」へ。実は事前に予約が取れなかったのですが、早めに入店して無事着席。
こちらは決まったメニューはなく、その日入荷した魚介を鮮魚店のような冷蔵ケースから選んで調理法を相談する、というスタイルのお店です。
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好物の生ガキ!
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ワカサギのフライ
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特におすすめはこの二品。
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「イカスミのパエリア」と「北海道クラムチャウダー」どちらも魚介の深いコクの中にスパイシーさがアクセントになった意表をつく美味しさです。

また新たな美味しいお店を見つけてしまいました。
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金曜の夜、いつも通りに路線バスを出す降りたら何やら明るい!バス停の目の前にネオン煌びやかなお店が開店してるではありませんか。その名も「光州苑」焼肉感たっぷりのネーミングですが「韓国、中華料理」って一緒でいいのか?

これは行ってみるしかない!と翌日の晩、突撃しました。
入店すると「焼肉食べますか?」といきなりの質問。「今決めるの?」と面食らいながら「いいえ」と答えると「ではこちらの席に」あぁ、焼肉の機器がある席かどうか割り振られるのか…

頂いたのは
豆腐のチゲ
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四川風鶏の炒め
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そして店長オススメのエビ入り焼き餃子※ホントは5個です
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と店の看板どおりに中韓取り混ぜで。
結果からいうと、美味いです!チゲのスープのコクと旨味、餃子の海老のプリプリ感、四川らしいピリ辛感、どれも外れなし!

気になったのは、新しいお店なのに有名人(特にプロゴルファー)のサイン色紙がたくさん展示されてること。どうやら、軽井沢のお店が冬だけ苗場に移転するという業態らしいです。

お値段は少し張りますが、浅貝寄にかたよりがちな苗場の夕食スポットの中、アクセス良い所にあるのでたまに行くのは良いかな。
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毎年結婚記念日はちょっと贅沢な食事に出かけるのですが、今年はロブションの一番カジュアルなお店「ラトリエ ドゥ ジョエル ロブション」でランチをいただいてきました。

まずアミューズは「豚肉のリエット」
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ツナに見えますが、豚肉なんです。

スープは
「バターナッツカボチャのヴルーテ コンテチーズのエスプーマを浮かべて」
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バターナッツとチーズのコクがたっぷりでした。

「カリフラワーの温かいスープ イベリコハムとクルトンを浮かべて」
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イベリコハムの旨味と香りがどーんと前面に!

メインは
「仔羊背肉のロースト クミン香るナスのコンポートとレモンのコンフィ」
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ナスのコンポート!に惹かれて選びましたが、レモンが効いてましたね。

「しっとりと白ワインでブレぜした米沢豚 芽キャベツのフリットを添えて」
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柔らかなお肉とまったりしたソースにフリットのカリッとした食感がアクセントになっていました。

そしてデザート。こちらのお店、ケーキだけはテイクアウトしたことがあり、レストランのデザートの範疇には収まらない美味しさが印象に残っていたので楽しみにしていました。
「なめらかショコラのガナッシュ ビタークッキーでコーティングしたカカオのソルベとともに」
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「パイナップルのデクリネゾン マリブの香るサバイヨンとともに」
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どちらも期待を裏切らない、フランスらしいしっかりした甘みが響き合うスイーツですね。

デザートとは別にコーヒーのお茶請けでマドレーヌとキャラメルが出てきました。
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さすが高級店は違う(笑)

バケットももちろん美味しかったので、朝食用のお土産に買って帰りました。
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今回初めてジョエル ロブションでの食事でしたが、以前パリで食べ歩いた旅を思い出しました。「主役も脇役も個性がぶつかり合うミニシアター系」の映画のようにそれぞれの食材やソース、スパイスががっぷり四つに組み合ったような味のハーモニーはさすが!気取りすぎないお店の雰囲気も良く、支払いに見合う経験ができたと思います。

そしてミッドタウンまで足をのばして、こだわりの出汁で人気を集める「茅乃舎」で「煎り酒」とパックの出汁を購入。
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「煎り酒」は生しらすにかけたら全く別物の美味しさに。出汁ではいわゆる「ミフィーユ鍋」を作ってみましたが、ものすごい鰹の存在感で、普通の出汁の素とはくらべものになりません。
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ミニシアター映画のようなフランス料理だけでなく、「主役と脇役がそれぞれの分をわきまえている文芸作品」のような和食の魅力も満喫した、思い出にのこる結婚記念日になりました。
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少し間が空きましたが、ニセコの話の続き、今回はお土産編です。

今回買って帰ったのは、きのとやの「焼きたてチーズタルト」と、ロイズのチョコレート詰め合わせ、松尾ジンギスカンの特上ラム、セイコーマートで買った白ワイン。
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きのとやの「焼きたてチーズタルト」
新千歳空港にもお店がありますが、そちらは行列ができていますので、札幌の地下街、ポールタウン店で買うのがオススメです。
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トロトロでふわふわなのに濃厚、濃厚なのにすーっと口どけしていく絶品の美味しさ!吉祥寺でも同じような商品で行列ができていますが、はっきり言って雲泥の差です。
食べきれなければ冷蔵庫にいれて、翌日オーブントースターでチン。
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生地のサクサク感が強まって、クリームのトロふわ感とののコントラスト強調されてさらに美味しい!
まだ食べきれなければ、冷凍庫へ。
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今度はクリームのコクがギューっと凝縮されて高級アイスのように! 一粒で三度美味しい、これで6個入り1080円。遠回りしても買う価値あり!物産展で東京に来て欲しい!

Royce' Chocolate World
ロイズは美味しさは言うまでもありません。いろんな種類の詰め合わせができたのが新しいです。
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詰め合わせだと、人数の少ない職場や家族でもいろんな味を楽しむことができます。1種類1箱だとそうはいきません。いくら美味しいロイズでも同じ味では飽きてしまいますよね。これは良いアイデアだなあ、と思います。
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新千歳空港にできた「Royce' Chocolate World」は、空港内なのに本物のチョコレート工場が見学できるのが楽しみだったのですが、終了時間間近だったため、ほとんどの工程は止まっていて、残念でした。
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工場の他にも、限定商品が一杯の直営店もありますし、チョコレートの文化や歴史に触れるミュージアムもあるので、お菓子好きは立ち寄って損はないスポットです。
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松尾ジンギスカンの特上ラム
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松尾ジンギスカンは、余ったJALリゾートクーポンで買いました。お土産むきでしょ?とあまり期待していなかったのですが、(特上といわれるとアレですが)厚肉でシッカリしていて、タレも美味しくなかなか美味しかったです。

セイコーマートのワイン
「セイコーマートのワインは美味い。なぜなら専属のバイヤーがいるから」という情報をキャッチし興味本位で買ってみたのですが、これもなかなかの当たりでした。かなり軽い口当たりで、雑味がなく飲みやすいワインです。なので食事の味を邪魔せず引き立ててくれます。
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鍋にも。
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ポトフにもピッタリ。
ワインそのものも楽しむ人がコンビニで買うとは思えないので、こういった性格付けは正しいなあ、と思いました。ちなみにお値段は480円。アンダーワンコインでこのクオリティ!凄いぞセイコマ。

よく考えてみるとどれもニセコというより北海道のお土産ですが…自分で楽しむにしろ、義理を通すためにしろ、お土産の選択肢には困らないってのは素晴らしいですね。
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上越国際の神奈川県連マスターズ、ナスパのホワイトデーカップにむけて設定した1人合宿の第一部、終了しました。いずれの大会も中止になってしまいましたが、今までなかなか取り組めなかったいくつかの弱点解決の糸口を見出す事もできましたし、最終日スラロームトレーニングでのタイム計測では目標としている人とのタイム差を縮める事ができ、非常に有意義な合宿になりました。
第二部のターゲット、石打スラロームも中止が決定しました。今年は大会に絡まない1人合宿になりそうです。ここは腰を落ち着けて、今までと視点を変えた対処療法でないトレーニングを心がけたいと思います。もっと速く、もっと強く、もっと美しく。

視点を変えるといえば、越後湯沢駅での夕食もちょっと視点を変えてみました。いつもの蕎麦屋、小嶋屋さんですが…
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角煮です。おそらく蕎麦つゆを使ったと思われるタレが絶品です!是非おためしあれ。
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何度も書いてますけど、大事な事なのでもう一度書きます。ニセコの楽しみは何と言っても食べ歩きですね。

デルソーレ
一昨年その美味しさに衝撃を受けた「生涯最も美味しいピザ」。昨シーズンより予約制になっており、それを知らず涙を飲んだ「デルソーレ」に、二年越しの再訪!ランチ営業がテイクアウトのみになったので、ディナーで頂きました。
前菜で頼んだイカのフリット。とても肉厚なのにサクッと噛み切れる歯触り絶妙なイカ!今まで食べていたイカはなんだったのか?
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相変わらずのモチモチとサクサクのバランス感!キノコたくさんの「フンギ」とトマトソースとモッツァレラ、アンチョビの「ロマーナ」
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一切れ食べるごとに、「食べ終わったらもう味わえない」という悲しさがこみ上げるほど美味しいです。画像ありませんが、グラスワインも美味しいのは発見でした。ディナーなら必ず頼むべきですね。
隣の若者グループが「美味しい!美味しい!」と連呼しながら食べてましたが、そうだろうそうだろう!

なべなべ
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翌日の夜は180度方向性を変えて鍋専門店へ。ニセコもいろんな店で食事してますが、コタツは初めてだ!
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お願いしたのは「石狩鍋コース」。お通しの枝豆、サラダ、メインの石狩鍋と今日のオススメ一品、〆のごはんorうどんが付いて1人3500円。
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石狩鍋といえば味噌ベースですが、コクを加えるためのバターが絶妙に効いていてクセになる美味しさ!どれくらい美味しいかというと、バター風味が嫌いな妻が美味しいと言ったほどです。
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オススメの一品は知床鷄と玉ねぎをレモン風味で和えたもの。これは美味しい。一人でバクバク食べてしまいました。
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〆のご飯は、おじやにあわせてややパサパサ気味に炊いてあるところなんてニクい!
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bar and grill V
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ひらふのファミリーリフト乗り場近くにあるホテルthe vale nisekoのレストラン。客も店員もほぼ全員外国人。店員はなんのためらいもなく英語で話しかけてきます。
しっかりしたバンズと分厚い肉、付け合せはもちろんフレンチフライという海外っぽさ満点のハンバーガー。店名を冠したBGVバーガーはパリッとしたバンズはなかなかですが、ビーフパティがちょっと焼き過ぎかな。
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チキンの方は胸肉にもかかわらずパサパサ感のないしっとりとした肉質にオニオンソースがよく合っていて、とても美味しかったそうです。
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ここまで海外ぽいのに、店員が通るたびに「Everything OK?」と聞いてこないなあ、と思ったらやっぱりサービス料10%乗ってました。どうしてそこだけ日本っぽいのか(笑)

セイコーマートのデリ
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ニセコスキーヤーの台所、セイコーマートに「HOT CHEF」というデリが出来て、総菜や弁当を店内調理してるではないですか!さすが長期滞在の多いニセコならでは!と思ったら、1994年からセイコーマートではやっているそうです。
コンドミニアムのお客さんには嬉しいでしょうね〜。苗場にも欲しいなあ。

東西を問わない料理の質の高さ、レストラン、居酒屋、デリに屋台とバラエティに富んだ業態。何度通っても食べ尽くすことのできないニセコ!まだまだ開拓すべきフロンティアが広がっていそうです。
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その土地の美味い物、美味い店との出会いは旅の醍醐味の一つですね。そして都市部ならやはりスイーツ探しは外せません。今回は雪まつり会場の近くの2店舗にお邪魔しました。

プティ・ショコラ
店名に「ショコラ」とあるだけに、「サンバ」はビター系のチョコレートを基本としながら、スイート系の甘さがコントラストを作り出すなかなか技アリの仕上がり。
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そしてそれ以上に美味しかったのはタルト。果実の爽やかな酸味とクリームの甘みのハーモニー、そこにビスキュイのサクサク感がやってくるドラマチックな味わいは東京でもかなり美味しい部類のお店でないと楽しめません。
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残念なのは、かつては2階の別経営の喫茶店でイートインできたそうなのですが、そのお店が閉店になり、エントランス横のテーブルで食べるしかない事。紙皿とプラスチックのフォークは提供してくれますが、コーヒー等は斜向かいのローソンで調達する必要があります。

フルーツーケーキファクトリー
その名の通りタルトのお店なのですが、むしろパンケーキの方が評判のお店です。
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この生クリームのボリュームを見たときは一瞬引きましたが、口にするとさにあらず。クドさが全くなく、適度な甘さを残しつつふんわりと口溶けします。
フンワリの中に微かにサックリとした絶妙な焼き加減のパンケーキがこのクリームとしっかり絡み合う様はまるで極上のロールケーキのような美味しさ。
私は正直昨今のパンケーキブームを醒めた目で見ていたのですが、このパンケーキに出会い、自分の頑迷さを恥じている次第です。

まいど 札幌駅前通り店
初日の夜は札幌駅近くの海鮮居酒屋「まいど」へ。この舟盛りがなんと990円!
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そしてこのサーモンの葱塩ユッケはオススメです。要は刻んだサーモンを卵の黄身で和えただけなのですが、1+1が2ではなく3か4の美味しさです。
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ニセコへの移動時間がありあまり長居出来なかったのが残念でした。

カレー&ごはんカフェ ouchi
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最終日、本降りの雨にスキーを諦め、リフト券購入のためのクーポン券が使えるので行ったのですが…
吉祥寺とか下北沢にありそうな、オシャレな地元感漂うお店でビックリ。どうしてここでジャルパックのクーポンが使えるのか?w
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口に含むとスパイスの香りが鼻に抜けるスープカレー。今まで東京で食べていたのは何だったのか?こちらもまた、私の不見識を改めてくれました。
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こちらのお店は、狸小路という長〜いアーケード街を抜けたところにあるのですが…6丁目までは人通りも多く綺麗なアーケード街。
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それなのに、このお店が隣接する「7丁目」だけは急に寂れてます。
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昭和っぽい立ち飲み屋や中古レコード展、こじんまりとした個性的なお店が並ぶ路地があったりと、東京で言えば高円寺とか吉祥寺のハモニカ横丁のようなディープな街角。
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その一方で地下街はとっても先進的です。まず一つ一つの地下街が広くて明るい!お店も綺麗で整然としておりとても賑やか。そして地下街同士はこれまた広くて綺麗な地下通路で、段差も坂道も無く!接続されています。
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もちろん近隣のビルには直結。出入り口はエスカレーター。札幌の中心部のかなりのエリアが雨はもちろん積雪を気にする事無くだれもが回遊できるユニバーサルデザインな街づくりになっているのです。

住む人の息遣いや歴史を感じる界隈感のある街角の足元に、先進的な地下街が広がっている。そんな札幌に一面的な見方では捉えきれないパースペクティブのある魅力を感じました。
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東京クリスマスマーケット」に行ってきました。クリスマスマーケットというのは、ドイツを中心に、11月末からクリスマス当日まで行われる、屋台でホットワインとか飲み歩きながら、出店でクリスマス準備の買物を楽しむ、というお祭りだそうです。で、これが最近のビールイベント(ベルギービールウイークエンドとかオクトーバーフェストとか)流行りの流れで、日本にやってきたようです。私もその流れに乗っかりました(笑)。

しかし、ちょっと運営に問題多いです。どのお店もとても混んでいて、長いと20~30分並ぶんです。

たいていのお店で飲み物と料理を提供しているので、調理時間のかかるオーダーがあれば、並んでいる人がみんなが(ビールだけ飲みたい人も)待つことになります。
一つのお店で飲み食いしたいものが一度で揃うならまだ良いですが、たいていはそうでないので他のお店でも並ぶことになりますし、席に貴重品を置いておくことはできませんから、交代で買いに行くことになります。
そうすると、全員分の飲み物と食べ物が揃ったときには、せっかくのホットワインもアツアツの料理も冷め切ってしまいます。

会場も余裕がなく、お店に並んだ列が長くなると、歩くのも大変です。一部のお店では列がどちらに並んでいるかもよくわからなかったり。

オクトーバーフェストは、このイベントと同様に一つのお店でお酒も料理も提供していますが、参加者に対して店舗数に余裕があるのか、こんなに並ぶことはありません。

ベルギービールウイークエンドは、お酒のお店と食事のお店は別々で、調理時間とは関係なくどんどんビールを飲めます。

提供される料理や飲み物はクオリティ高いだけに残念ですね〜
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上から「たっぷりカレーソースをかけたベイクドポテト」「はみ出るホットドッグ」「牛スジのやわらかワイン煮込み」。ホットドッグの陰に隠れてますが「チーズロスティ―( 千切りジャガイモとチーズのフライ)」もあります。

もちろん、クリスマス関連の民芸品をうるお店や、工芸体験ができるワークショップもあるのですが、そちらを覗いてみる余裕はナシ。物販も飲食も、と欲張っている(それがクリスマスマーケットというものなのでしょうが)にしては、会場が狭すぎですね。

来年以降、何らかの改善がないならもう行かないかも。
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初めて乗りました。谷川岳ロープウェイ。初滑りで有名なスキー場でもありますが、私はあまり「一早く滑りたい!」とは思わない(その金があるならむしろ遅くまで滑りたい)方なので。

名前はロープウェイですが、田代や志賀高原にあるような、上りと下りの搬器が互い違いに往復するタイプではなく、多数の搬器が循環してるので、実際はゴンドラです。普通のゴンドラと違うのは、搬器が吊り下がるロープが2本になっていること。それゆえ安定性が高く、強風に強いです。そして、搬器が大きい。
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これは乗るまで知らないの驚きました。席数は16ですが、定員は22人だそうです。

ロープウェイ山頂駅の標高は1300m。標高としては田代ロープウェイより100m低いのですが、むしろ山奥感は高く、景色は雄大ですね。
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そしてこちらも紅葉は真っ盛り。
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ロープウェイ山頂駅に到着しても、前方は天神平スキー場のゲレンデ、後ろはロープエイ駅舎とレストハウスに阻まれ、実はあまり眺望は良くありません。リフトを1本乗ると展望台があり。そこからの眺望は素晴らしい!目前にせまる谷川岳!
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ロープエイとリフトがなければ容易にアクセスできない山岳地帯なんだなあ、と感じます。スキーシーズン中の眺望も素晴らしそうですが、吹雪かれたらキツそうだなあ。
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人気紅葉スポットのはずなのにここまであまり混雑することが無かったのですが、下りのリフトに乗車し、山頂駅に戻ると…
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ロープウェイの下り乗車を待つ列!
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結局1時間待ちでした。

今回のツーリングのおみやげは湯沢産のコシヒカリ新米。
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炊いてみると香りも良く、お米一粒一粒がプリっプリっでした。
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三連休は遠出はせず、近場で食べ歩きをしたり、ボクスターの洗車やMacのメンテをして過ごしました。今回はグルメ編です。
まずはいきなり!ステーキ
最近流行りの「美味いくて安いけど立ち食い」という業態ですね。いただいたのはサーロイン。
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1グラム7円という価格は安い気がしますが、200グラム以上からのオーダーなので、セットでライスとかワインとか頼むとそれなりの出費になりますが、確かに美味い!脂の甘みがたまらんです。

立ち食いでガッツリ肉なので、食後は座ってコーヒーが欲しくなります。隣で喫茶店を開業すると儲かると思います(笑)

翌日は西荻ビール工房

こちらは自家製(本当にお店の裏手で醸造している)ビールを飲ませてくれるお店です。いわゆるクラフトビールは一般的にはちょっと高いイメージがありますが、こちらのコンセプトは「設備投資を抑えて価格を抑える」だけあって、ハーフ235mlで300円台が中心で、自家製ならではの個性的なビールを気軽に楽しめます。
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フードメニューもけっこう力入ってます。バゲットとディップ。
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そしてホットサンド
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いずれもビールの添え物の範疇を超えており、昼から夜まで存分に楽しめるお店ですね。
また行きたいです。

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マイルが貯まったので、というか3月で期限が切れるマイルがあったので、今年も行ってきましたニセコ!今年は特典航空券ではなく、ジャルパックのツアー代金をマイルで払うことにしました。この方がトータルでお得です。また、50%ですがマイルもつきます。
昨年の反省を鑑みて木曜日夜羽田を発ち、札幌で前泊しました。
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札幌は何度か訪れていますが、時計台は初めて見たかも。

宿泊先は「ロイトン札幌」
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札幌到着が午後11時を回っていたので、本当に寝るだけだったのが惜しい立派なホテルでした。
朝食の卵はその場で調理してくれるスタイル。
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札幌は一度しかっり遊びに来たいなあ。

今回の宿泊先は、やはりパウダーエリアへのアクセスを考慮すると東山改めビレッジでしょう、ということで「ザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ」旧ニセコ東山プリンスの本館ですね。

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うーん、部屋といい館内のレイアウトといい見覚えがある…志賀高原プリンスの東館だ!たしか東館を作る時にニセコ東山プリンスを手本にしつつ、地元の旅館に配慮して客室を半分にしたって「極楽スキー」に書いてあったような…
部屋はゲレンデビューじゃないけど羊蹄山がくっきり。苗場はゲレンデビューがナイターがキレイだし、反対側は駐車場ビュー(笑)だけど、ニセコならこっちが嬉しいかも。
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ニセコビレッジは今年から「ショッピング&ダイニングエリア」がオープンしました。
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昔の街道の宿場町をイメージした町並みに、ショップとレストランが並んでいます。海外からの観光客にもたまらないでしょうし、物足りなかったビレッジエリアのランチの選択肢が増えるのは嬉しいです。
今回はアジアンタパス&バー「トゥスティックス」で2度ランチを頂きました。春巻きが美味しかったナシゴレン。
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ゲレ食と思ったら大間違いの本格的ミーゴレン。
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そしてマレーシアの伝統料理、ココナッツミルクで炊いたご飯と辛旨のペーストのナシラマク。
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いずれも「ゲレ食」のイメージを覆す本格的な美味しさです。値段はどれも1300円程度。東京と同じレベルの食事ができる。やっと日本のスキー場もここまで来たかと思うと感慨深いです。外資系ですけど。
赤を基調にした内装にスキー場の古い写真やポスターをあしらうなど、インテリアも素敵です。
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「ショッピング&ダイニングエリア」には他にもお店がありますが、エスニック好きなもので、2日通ってしまいました。

他のエリアでも色々新しいお店でランチしました。

札幌で行列ができるほどの人気店「森の間カフェ」がニセコに出店。ヒラフの坂の途中の「iGATE IKEUCHI」にあります。ゲンレデ外のヒラフの街中ですが、最下部のファミリーリフトやシャトルバスの「ヒラフ十字街」バス停からも近いので、ゲレ食としても十分いけます。
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いままでロケーション的に行きづらかった「ミルク工房」がヒラフエリアに進出。ホテルニセコアルペンの1Fにカフェがオープンしました。
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このお店限定の「カスタードプリントースト」はシンプルながら牛乳の美味しさが凝縮されていてさすがの味わい。「堂島ロール」が好きな人はきっと好きです。

肝心の滑りの方は、悪天候に悩まされた昨年に比べればちゃんと滑れました。ディープパウダー、というわけではありませんでしたが、そこそこ当てましたのでまあ満足ですね。

今回、何より驚いたのは…「スーパーステーション」コース(旧称リミテッド1)の入り口までロープトゥが設置されていたこと!!ここからスタートすれば、「ゴンドラ1本分すべて非圧雪」という夢のようなゲレンデなのですが、いままで(東山ゴンドラ運休後は)ハイクアップしなければ滑ることはできませんでした。ここにロープトゥがあればまさに「鬼に金棒」最強のパウダーエリアになります。

滑走初日の金曜日には見当たらなかったので、土休日限定なのかもしれません。アクセスしやすくなった分、荒れるのも早くなった気がするので、このコースに隣接する「水野の沢特別管理区域」を滑走するための「深雪安全滑走プログラム」を次回は受講してみようかと思います。
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このプログラムについてについてはこちらのブログが詳しいです。

そして、ここの傍らで放置されていた山頂のレストランが改装されて「The Lookout Cafe」として復活してました。
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苗場でも休眠施設を復活させていますが、お金の掛け方が違う。
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もちろん価格も違う。サービス料とります。コーヒー1杯900円です。
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ニセコは滑りもさることながら、やっぱり夜です。まずは安定の「Bang Bang」。
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白子焼き
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納豆のはさみ揚げ
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焼きトマト。などなど色々頂きましたが、今年はちょっと控えめに。というのも、昨年見送った屋台村に行きたかったから。せっかくなら個性的なお店で、ということで安心の(?)ハラール認証の「タージマハール」をチョイス。
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タンドリーチキンと野菜をナンでくるんだ「タージロール」を頂きました。
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もちろん味は本格派。こんな多様性もニセコらしい。エスニックな味を頬張りながら街を徘徊する…ニセコの夜の楽しみがまた一つ増えましたね。

そしてもう1軒おススメしたいのが「The Niseko Supply Company」。旧「阿武茶」の建物ですね。
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こちらはパンとチーズフォンデュがウリのお店です。
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チーズがたっぷり!具のボリュームもたっぷり。日本人の標準的胃袋にはかなりヘビーですが、チーズのコクの深さはさすが北海道。一部日本語メニューが無いなど、敷居が高いと感じさせますが、日本人スタッフはもちろん、外国人スタッフも漢字が書けるほど日本語堪能なので安心です。人気店なので予約がオススメです。

しかし好い事ばかりではありませんでした。年末に買ったばかりのiPhoneケースは北海道の寒さに耐えきれずフラップがちぎれてしまいました。
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塩ビ製品は寒さに弱いのでしょうがないですね。ベルクロやチャック部分は健在なので防水ケースとしては問題なく使えるっぽいです。そして長年フリースキーの相棒だったReismのLAFが…
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まるで今流行りのロッカースキーの如く反ってることに気づきました。おそらく年末に苗場の男子リーゼンコースのコブで曲げたのだと思います。どうりで滑りにくいわけだ…

そして東京に帰る最終日。前日からつづいた悪天候で新千歳初の飛行機は欠航や遅れが相次ぎました。前後の便が欠航となる中、搭乗予定の便は飛ぶのか?飛ばないのか?と不安を抱きつつ、大混乱の空港内で比較的空いていたという理由で選んだ「北海釜めし ふく亭」が大ヒットでした。
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北海道ならではの海鮮の釜飯にバターをのせた「バター釜飯」が美味しい!海鮮とバターという組み合わせは「?」と思うかもしれませんが、これが絶妙。しばし欠航の心配を忘れる美味しさでした。

いろいろとトラブルはあったものの、滑りでも食でも泊まりでも満足度の高いスキー行でした。そして、その費用の大半はマイルで賄えたのですから、マイル乞食にさらに拍車がかかりそうです。

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ブログネタ
GWに撮った思い出の一枚を見せてください! に参加中!
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GW後半の苗場エリアでは、GW前半には影も形も無かった桜が見事に満開。その一方でロープウェイを降りるとこの冬景色。
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春と冬が同時に楽しめるこの時季は、苗場最上部、筍平ゲレンデでの苗場スキースクールのポールトレーニングに参加するのが恒例でしたが、昨年は都合で参加できず、今年は2年ぶりの参加になりました。

一時春スキー期間の営業を取りやめていた苗場ですが、昨年からスキー場、プリンスホテル共に週末限定でGWまで営業しています。
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緩斜面をしっかりスノーセメントで固めたバーンは、シーズンの終わりに滑りのイメージを高め、来シーズンへの課題を確認するにはピッタリです。また、ポール初心者の方にもピッタリだと思います。
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初め2日はいい天気で、このまま行けるか、と思ったのですが、トレーニング最終日はあいにくの天気。
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ガスで視界が悪いだけでなく、気温も低く、フリースを着込んでも寒い寒い。体調も悪化し、途中でリタイヤするはめに。考えてみれば、3日間、午前も午後もポールを滑り込んだのも2年ぶりなわけで、いつの間にか無理が利かなくなってるんだなあと実感しました。しかしながら来シーズンに向けていいヒントが得られたので参加して良かったです(←毎年言ってる)。

冷えた身体を温めに、共同浴場「宿場の湯」とタイ料理が美味しい併設のレストラン「うらじろ」へ。
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新メニューの「エビ味噌チャーハン」を頂きました。タイ料理らしい辛さとコクのバランスが素晴らしい!

翌日、連休最終日はポールトレーニングで掴みかけたヒントを再確認すべく田代でフリースキー。
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リフトが長いので効率よく滑走本数が稼げる訳ではないのですが、人が少なく、緩めの斜度で距離が稼げるので、コソ練にはうってつけのスキー場です。

今年のGWは曜日が悪く、イマイチだと思っていたのですが、前半と後半に分かれる事で、まるでGWが2度あったような充実感がありました。悪くないですね、こういうのも。
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一昨年のパリ旅行で貯まったマイルでニセコに行ってきました。
前回訪れたのは2007年なので、7年ぶり4度目のニセコです。この間にホテル日航アンヌプリとニセコ東山が売却されそれぞれノーザンリゾートアンヌプリとニセコビレッジになるなど大きな変化がありました。

いままでヒラフエリア、東山エリアにしか宿泊した事が無かったので、今回はアンヌプリエリアの中で温泉が充実してそうな宿をさがして「湯心亭」をチョイス。

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建物的には結構古いのですが(例えばこんなドアノブに現れてる)
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細かい工夫で小綺麗にして、快適に過ごしてもらおう、という意図が見て取れます。
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お風呂は屋内と露天に24時間入り放題。日帰り入浴もやっているので広い休憩室もあり、なかなか快適です。特筆すべきはマッサージチェアが無料だったこと。
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ニセコと言えば外国人客ですが、恍惚の表情を浮かべる彼らを見ていると、ウオッシュレットの次に世界を驚かせるのはマッサージチェアに違いない、と思いました。
朝食も工夫をこらしてして、「楽しんでもらおう」という気持ちが感じられます。
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アメニティもビジネスホテル並みに整っていますし、交換不要と伝えれば、ソフトドリンクや生ビールの引換券がもらえます。これのおかげでゲレンデから帰るたびに風呂→ビールの鉄板コースがタダで楽しめました。
残念なのは立地の悪さ。空港からのバス停やゲレンデには送迎が必要で、ゲレンデのベースを結ぶシャトルバス(ニセコユナイテッドシャトル)のバス停も少し歩かなければいけません。しかしながら、野沢温泉などで通じる「アクセスの悪い宿ほど経営努力をしている」法則の通り、建物の古さを除けば快適で料金も手頃な良い宿だなあ、と思います。

ニセコに行く大きな理由のひとつは「食事」です。今回も定番のお店はもちろん、新規に開拓してきました。まずは鉄板の「居酒屋 Bang-Bang」ここに来なければニセコの夜は始まりません。
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まずは基本の串物をおまかせで。
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これを食べるためにニセコに来ていると行っても過言ではない!大好き!「あきあじステーキ」
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おだしが美味しい〜大人の味、大根の煮付け
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イカの一夜干し
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今回初めて頂いたのですが、これは美味い!手羽先明太子
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次は「玄天Cafe」。モンゴルの遊牧民の住まいであるゲルというテントを使ったお店。パウダーボードの「Gentem Stick」が運営してます。
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以前バックカントリーツアーのガイドの方から「いい雰囲気だよ〜」と紹介され、やっと訪れる事ができました。なにせテントなので何とも言えないユルーい雰囲気がニセコらしくてイイ!

良いのは雰囲気だけではありません。地元食材を用いた「ここでしか食べれない」ものばかり。「マグロの酒盗クリームチーズ和え」酒盗=塩辛とクリームチーズがこんなに合うとは!
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そして「北あかりのじゃがバター」
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お頭がどーんと「石狩鍋」キャベツと玉ねぎの甘みが忘れられない!
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このように東京では絶対ありえない個性的なお店なのですが、残念ながら今シーズンで営業終了とのことです。

北海道と言えば石狩鍋とジンギスカン、ということで「ニセコ草庵」へ。
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看板には「七輪ジンギスカン」とありますが、ガスです。考えてみればジンギスカン鍋を使うなら七輪=炭である必要は無く、炭で網焼きならそれはただの焼肉だろうと(笑)。
野菜、ラム、豚、鶏が60分食べ放題で1780円(だったかな?)
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ラムは追加料金で特上ラムがありますが、普通のラムで十分美味しいです。食べ放題+飲み放題もありますが、+2000円になります。たぶん外国人客の飲み方がハンパじゃないからです(笑)。肉の料と質を考えれば、食べ放題で十分行く価値ありです。

以上はヒラフエリアのお店ですが、このエリアの変わりっぷりは想像以上でした。メインストリートの看板はほとんどが英語に。店の雰囲気からみても単なる英語看板ではなく、外資が経営してる感じ。
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セイコーマートの脇には屋台村が出来ていました。テイクアウトしてヒラフの街をブラブラするなんて結構オツな感じがしますが、今回は満腹につき見るだけ。
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南アジア系のご主人がオージーの客に向かって「ノーオーストラリアドル!」なんて叫んでるのを見るとここが日本だなんて信じられません。7年前も外人だらけでしたが、ヒラフの夜はどこまで国際化するのでしょうか。

アンヌプリエリアで見つけたのがナポリピッツァのお店「デルソーレ
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水牛のモッツァレラを使ったマルゲリータとジェノベーゼを頂きました。
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モチモチ感とサクサク感が絶妙にバランスした生地が絶品!東京でもなかなか味わえないと思います。デザートは抹茶ではなくピスタチオのジェラート。
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ピスタチオらしいコクがあるけどイヤなしつこさが無い美味しいジェラートでこれから流行りそうな予感です。ゲレンデから徒歩2〜3分「ここでしか食べれないものが食べれる」ゲレ食かくあるべし。今回最大のヒットでした。もちろんディナーも営業しています。クレジットカードは使えないので注意。

食べ物の話ばかりですが、滑りの方はちょっと計画の甘さと天候に恵まれずイマイチでした。初日は到着が午後3時を過ぎたので滑れず。2日目はまずまずの天気でアキラ板もついにニセコ上陸を果たしましたがゲレンデ下部では暖かいほどで、これでは何のために北海道に来ているのか。
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3日目は…自分の足元しか見えないような濃霧!昼前に一瞬晴れましたが本当に一瞬、1本滑ったら今度は立っていられないほどの猛吹雪でリフトが止まってしまい、2日券買って損しました。
4日目はまずまずの天気。昨日からの降雪にパウダーを期待しつつ、山頂エリアへ。
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アンヌプリエリアの山頂付近はゲレンデマップでは非圧雪エリアではありませんが、実際には西寄り側は非圧雪。ここでまず軽めのスネパウを頂いてから東山エリアへ。時間がないので旧ゴンドラ駅へのハイクアップはせず、「みそしるコース」(旧リミテッド3)へ。
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時間の許す限り、この辺りをリフトを使ってコンパクトに攻めようかと思ったのですが、リフトが遅くて長いことをすっかり忘れ、2本目で時間切れ。結局3泊4日の行程で滑れたのは1日半だけでした。

過去を振り返ってみても、ニセコでの滑走日数19日中、満足行くほどパウダーが攻めれたのは6日程度でしかなく、一方、強風でリフトの運行が制限されたのが3日ありました。ニセコで滑るなら天候リスクは考えないとダメですね。滑るチャンスを増やすためには札幌か小樽で前泊が必須ですし、帰りの飛行機はできるだけ遅い便にした方が良いです。リフト券は、1日辺りの単価が安くなる5日券ならまだしも、2日券で1日リフトが止まったら目もあてられません。
そして最大のリスク回避策、それは「滑り」以外の目的を設定する事ですね。今回、温泉と食事が充実していなかったら相当ガッカリなスキー旅行になっていたに違いないでしょう。

訪れる時季も要検討かもしれません。いままで4回ニセコを訪れましたが、滑り的に満足だったのは滞在6日中6日すべてパウダーを当てた1月初旬の1回のみ。それ以外はすべて今回と同じ1月の後半で「スカ」を引きました。確かに1月の後半はクリスマス寒波やら正月の寒波が一息つく中だるみの時季であることが多い気もします。

とまあ課題の多かったニセコ行きですが、東京に帰るりJALから「マイルが貯まったよ」とメールが来ました。また近いうちに(とはいえ来シーズン以降ですが)今回のリベンジをはかりたいと思います。

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今回の旅行では、ブリュッセルに1泊2日しました。その間にパリ以上の美食の街といわれるブリュッセルを満喫しました。あまり「ハズレ」は無かったので、★の数でなく、ジャンルごとにご紹介。

ベルギー料理は、地理的にも近いフランス料理の影響が大きく「ベルジアンフレンチ」と呼ばれるそうです。また日本名でフライドポテト、英語でフレンチフライ、も本家はベルギー。戦後にフランスに駐留していたアメリカ兵が持ち帰って広めたため、フランスの物と誤解されたのだそうです。

マネケン★★★(文句無く美味しい!)
ブリュッセルの中心、グランプラスの近くにあるパブ。日本にあるベルギーワッフルのマネケンとは関係ありません。日本人スタッフはいませんが、日本語メニューあり。店内はいかにも歴史のありそうな感じです。
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ここでいただいた「白ソーセージと黒ソーセージ、マッシュドポテトとアップルソースの付け合せ」が超おススメです!
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この黒ソーセージというのが、別名ブラッド(血)ソーセージといって、家畜の肉だけでなく血も使ったソーセージなのですが、これが美味い!ちょっと今まで食べた事の無い美味しさです。付け合わせのリンゴのコンポートみたいなもの(画像で言うとソーセージの右)との組み合わせも絶妙!日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパ各地ではその土地ごとの血のソーセージがあるようです。どう考えても鮮度が大事そうなので、ヨーロッパで出会ったら是非食べてみてください。

レ・ブリジッティヌ★★★(文句無く美味しい!)
グランプラスから少し離れたノートルダム・ド・ラ・シャペル教会のすぐ脇にあります。こちらもやはり重厚で歴史を感じさせる店内。日本人スタッフはいませんが、日本語メニューはあります。
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べルギーの伝統的な料理「牛肉のビール煮」がおススメです。お肉の美味しさの表現で「柔らかい」を使うのはバカなグルメレポーターみたいでイヤ(柔らかい=美味しいなら、スポンジでも食ってろ、と思う)なのですが、柔らかくふわっとほぐれるお肉から美味しさが溢れてきます。
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この2店はブリュッセルに行ったら是非行くべきお店です。予算的にも2品(ボリュームがあるので、2人ならこれで十分)+ビール2杯で、45~50ユーロなので、安くはないですが、バリューフォアマネーだと思います。

本場のフレンチフライもとい「フリッツ」★(普通に美味しい)
これは街じゅうのいろんなところにあるスタンドみたいなお店で売ってます。
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まあ、イモのフライなので、それ以上でもそれ以下でもないですが、タイプとしてはマックのポテトのような細くてカリッとしたタイプではなく、太くてホクホクしたタイプです。やはり地元の名物ですから、ブッリュッセルに来たなら食べておきましょう。


ベルギービール★★★(文句無く美味しい!)
ベルギーと言えば、ベルギービール。毎年行われる「ベルギービールウイークエンド」にはタッチの差で参加できなかったのですが、いろんなお店でいろんな銘柄を頂きました。大体一杯5ユーロ弱くらいが相場みたいです。
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いろんな材料やフレーバーのビールがあって、とても楽しいですね。日本も最近は各地の地ビールが増えてきてますが、まだまだですね。そんないろんなベルギービールが楽しめるのが、
ア ラ ベカスというビアカフェです。
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パリの「シャルティエ」と同じように、建物の中庭部分に路地があって、その奥にあるお店です。
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創業はなんと1877年だそうです。歴史を感じさせる店内。
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こちらでしか飲めないランビック ドウスLambic douxというビール。陶器のピッチャーで出てきます。フルーティですっきりした味わい。
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ユニークなグラスでいただくパウエルクワックPauwel Kwak。
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基本的にどれもアルコール度数は高め。ちょっとづつ色々飲みたいときはお試しセットもあります。
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ビールだけでなく、食事も美味しいらしいのですが、いろいろ食べ過ぎでお腹いっぱいだったので、レポートはありません(笑)
個性的で楽しいベルギービール、じつは日本でも「ベルギービールウイークエンドジャパン」が各地で開催されるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。


ベルギーワッフル★(普通に美味しい)
ベルギーと言えばベルギーワッフル。日本でも一時流行しましたねえ。本物の「マネケン」はワッフル屋ではなく、パブですが、じゃあワッフル屋は?一番有名なのはダンドワだと思います。場所はグランプラスのすぐ近くです。ベルギーワッフルには、甘さ控えめでふんわりしたブリュッセル風と、カリッとしたお砂糖入りでモッチリしたリエージュ風があるそうですが、今回はブリュッセル風にしてみました。
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まあ、ワッフル自体そんなに凝った物ではないので、フリッツと同じくそれ以上でもそれ以下でもないですがブッリュッセルに来たなら食べておきましょう。


ベーカリーカフェ「シャルリ★(普通に美味しい)
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グランプラスとセントカトリーヌ教会の中間くらいにあるベーカリーカフェ。地元のみなさんがひっきりなしに訪れてパンを買っていく人気店です。季節にあわせていろいろなタルトがあるようです。頂いたのは日本ではちょっとみかけないプラムのタルト。
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味はまさにプラムをタルトにした感じなのでやや大味ですが、観光客むけでないリアルなブリュッセルを体感できるのでおススメです。


ベルギーチョコレート★★★(文句無く美味しい!)
ベルギーと言えばやはりチョコレート。プラリネは日本だと「高級!」って感じで1個づつ売っていますが、こちらでは量り売りです。1個あたりの値段に換算すると、日本の半額くらいでしょうか。せっかくなので、日本or東京未上陸のお店を中心にまわってみました。

フレデリック ブロンディール
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セントカトリーヌ教会の近く。カフェスペースもあるのですが、行った日はお休みだった。とにかくプラリネの種類が凄い。よりどり選んで120gで9.5ユーロ、250gで16ユーロですが、たくさん種類がありすぎて、選ぶのが大変なほど。包装もシンプルだけどカワイイ。日本ではバレンタインの時期のみ限定販売されます。
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この箱が120g入り。大体8個くらいだったので、当時(2012年9月)のレートで一つ100円ちょっとですね。

ジャンフィリップ ダルシー
グランプラスの近くのこじんまりとしたお店です。日本人スタッフもいます。チョコレートだけでなく、マカロンやケーキもあります。マカロンとオランジェットを購入。残念ながらマカロンは持ち帰れない(クリーム部分が機内持ち込みの規定に抵触するらしい)ので、オランジェットを職場のお土産にして好評でした。特にシトロンのオランジェットがおススメです。日本では京都の大丸にあるみたいです。(パリのデ レーヴといい、京都は恵まれてますなあ)

ローラン ジェルボー
王宮やブリュッセル公園から西に坂を下ったラヴァンステン通り、私好みの1920年代風の建物にお店があります。
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こちらはとっても個性的なお店です。柚子や生姜といった色々なスパイスを利かせたユニークなチョコレートが売りです。
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左からスイートチリ、柚子、生姜、黒胡椒です。一つ5.95ユーロ。特に柚子と生姜がおススメです。こちらのお店は日本未上陸。食べたければブリュッセルに行くしかありません。

レオニダス
ブリュッセル市内にたくさんのお店がある老舗。日本でも高級イメージで展開していますが、330gのプラリネの詰め合わせが8.5ユーロなので、今回紹介したお店の中では最もリーズナブルです。
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あらためてふりかえると、2日間でよくこれだけ回ったなー。スイーツとランチでお腹いっぱいになり、ア ラ ベカスで食事ができなかったのが心残りです。時間よりも胃袋の制約が恨めしい2日間でした。

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さて今度はパリのスイーツ以外のお食事編です。やはり独断で星をつけてみました。のっけからなんですが星なしから。

★なし(正直美味しくない)

シャルティエ
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以前、パリには裏路地がないが、建物の中庭がそれに該当する場合がある、と書きましたが、このお店はその例ですね。通りに面した入り口には小さな看板があるだけで、路地を通ってお店のエントランスにたどりつきます。地元の人に愛されてきた歴史あるお店だそうです。店内もパリらしい素敵な雰囲気。
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しかし料理は…手前、チキン。焼いただけ?奥、スパゲティ。面ブヨブヨ、ミートソース肉っぽすぎ。
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注文と会計はこんなふうにテーブルクロスに書かれます。こんなところも雰囲気があって良いのですが。飲み物+2品で30.40ユーロなので気軽なお店ですね。
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このお店はホテルの近くで、出発前に「遅くなったりしたら、ここで食べれば良いや」とあてにしていたのに、料理の味がアレだったもので、けっこう困りましたね。ただ、内装や接客とかはパリだなあ〜という感じは凄くあるので、味には期待せず一杯引っかけに行くなら良いかもしれません。

シェ クレマン
パリに何店舗かあるチェーン店。シャルティエにはもう行く気になれず、オペラ界隈を歩いていて半ば行き当たりばったりに入ったお店。
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味のレベルは日本で言えばサイゼリヤくらい。隣席のアメリカ人とおぼしき若い女性はおもいっきり食が進んでいなかった(笑)。ただし、店員の陽気さはハンパ無く、観てるだけで楽しい。日本人と観るや「オキナワ〜ヤマモト〜」と知りうる限りの日本語でまくしたてる人やら、店を出る時に直立不動で敬礼する(欧州で有名な日本の軍人といえば東郷元帥?)人やら…敬礼を返さなかったのは心残り(笑)ただし値段の方はワインと食事+ミネラルウオーターで58.65ユーロなのでちょっと内容に対して割高感ありますね。


(普通に美味しい)

ブラッスリー プランタン
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オペラ地区にある高級デパート、プランタンの食堂ですね。建物のてっぺんにあるドームはこんなキレイなステンドグラスでその下でお食事ができるのですね。これは本当に息を呑む美しさです。
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お味の方は、ちょっと淡白で素材どうしのシナジーはまり感じられませんが、普通に美味しいです。デザート付きのセットメニュー、ミネラルウオーター、エスプレッソで2人で58.40ユーロ。場所が場所だけに高いですね。

チュイルリー庭園のカフェ
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ルーブルからコンコルド広場の間に広がるチュイルリー庭園の中にいくつかあるカフェ。パリなので当然ですが、サンドイッチのバゲットもしっかりした本物だし、カフェオレも美味しい〜。でもまあ日本でも食べれますね。2人で25ユーロくらいだったのでまあ妥当でしょう。

Le Restaurant
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オルセー美術館のレストラン。その名も「ザ・レストラン」。元々は駅であったオルセー美術館ですが、ここは当時の貴賓室をレストランに改装したお店だそうです。それだけに内装、特に天井画は素晴らしい!接客も高級な感じでいい気分でお食事が出来ます。
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直前にパリに行かれた方からのおススメだったのですが、その際に「料理はたいしたことない」と聞いていたのでがっかりはしませんでした。全く普通です。東京で気の効いたビストロに当たった方がよほど美味しいです。
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このワインは美味しかったですね。注文の時に「甘いけど大丈夫?」と聞かれたので、あまり期待していなかったのですが、安っぽい甘さではない芳醇さがあります。残念ながら銘柄は失念…ついでに値段も失念。でも法外に高いわけではなかったと記憶しています。


★★(印象に残る美味しさあり)

レオン ド ブリュッセル
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なぜにパリなのにブリュッセル?ブリュッセルの「シェ レオン」というムール貝をメインにしたお店が進出して来たからみたいです。パリ市内はもちろんフランス各地にお店があるチェーン店ですが、看板メニューであるムール貝が美味しいです。
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特に上の画像のムール貝のグラタンはおススメですね。値段もリーズナブル(2人でビール飲んで食事して40~45ユーロ)ですし、お店もいろんなところにあるので、観光で歩き回って疲れた時や、夜にパリに着いた時など、手っ取り早く美味しい物が食べたい時にはぴったりです。私たちも2回食べに行きました。


★★★(文句無く美味しい!)

カフェ コンスタン
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パリ7区のでもややはずれ、中心からやや離れたシャン ド マルス公園の近くにあるカフェです。今回の旅行で最大のヒットの一つでした。
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このオレンジ色のソース…なんとメロンです。エビとタルタルにメロンのソースという組み合わせは絶品!食べた事ない美味しさ!IMG_3989
こちらのチキンとホワイトソースもお互いが響き合って美味しい〜。気になるお値段はランチメニューとワインを頂いて2人で39ユーロ。そうです。ここで紹介したお店で一番美味しいのに、とてもリーズナブル!さすがに人気店らしく、ランチタイム(12:00~)はあっという間に満席になります。早めに行くのがおススメです。


美食の都というけれど…

結局「わー!パリに来た甲斐があったー!」と思えるほど美味い店は「カフェ コンスタン」一店のみでした。パリと言えば美食の街として有名ですが、どのお店も外れなく美味しい!というわけではないようです。美術館やデパート等、誰でも入れる場所にあるお店はたいして美味しくないのは東京と同じですし、何の下調べもなく飛び込むのでは美味しいお店に出会えないのも東京と同じです。いやむしろそれほど酷いハズレは少ないという意味では東京の方が上かもしれません。滅多には行けないパリで、後悔のない食事をしたければ口コミなど入念な下調べが必要ということがよくわかりました。
その一方で、どんなお店でもパンとワインは美味しかったですね。こればっかりはさすがは本場だな、と思いました。まあ、フランスから日本に旅行にきて「日本酒と炊きたてのご飯はどこでも美味しかった」と言ってるような物なので当たり前と言えば当たり前ですね。どうして東京のパンは柔らかいばかりで、シッカリした食感のパンが少ないのか?と思います。これについては、ブリュッセル編の後でまとめて書きたいと思います。
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昨年チケットをヤフオクで落としてまで参加した「SURF AND SNOW in NAEBA」ですが、今年はあっさりチケット当選…運命とはこんなものかww

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今年のステージは昨年のようなセンターステージではないものの、「氷の世界」をイメージしたステージセットと、やはり凝りに凝った照明と完成度の高いパフォーマンスに圧倒されました。ユーミンとはいえ人間ですから、いろいろ考え悩み、試行錯誤してこのステージを作り上げているのでしょうが、いざ幕が上がればそんなことは微塵も感じさせない、あたかも絶対の自信があるかのようなパフォーマンスは何度見ても凄い。ほんとうに肝の座ったカッコいい人です。

今回のステージでビックリしたのは恒例のリクエストコーナー。ステージの上からユーミンが観客を指名、その人のリクエストした曲を歌うコーナーですが、足の不自由な父親をアテンドする息子さんかと思いきやなんと実はゲイカップル、というインパクトと人生の奥深さを感じさせる参加者もビックリだったのですが、それを吹き飛ばすサプライズが!
「じゃあ、一番後ろで両手を挙げている赤い服の方〜」
「一青窈さんでーす」
場内騒然!たしかに一青窈だ!「小さい〜可愛い〜!」の声が上がります。
彼女のリクエスト「Happy New Year」はもちろんお二人のデュエットで。
まったく異質のおふたりの声の響きあいを堪能。凄くトクしました。

年末年始の更新で「雰囲気の良い、コーヒーの美味い店が苗場から無くなってしまった」と嘆いていた私ですが、みつけました。苗場プリンス6号館ロビーフロア、以前はドラッグストアがあった場所にオープンした「SNOW CAFE」です。
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ウッディな内装にフリーライドなビデオが流れる店内。そしてドリップコーヒー…美味い!とりあえず合格です!次はケーキを食べてみよう。コブやパウダー直結の第二高速リフトとのアクセスも良いし、贔屓にしようと思います。

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すっかり年をこしてしまったパリ・ブリュッセルレポート。いよいよ本題、スイーツ編です。まずはパリから。独断と偏見で星をつけてみました。

(普通に美味しい)

ラ メゾン デュ ショコラ
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ルーブルの地下のショッピングモール「カルーゼル デュ ルーブル」のお店で購入。いわゆる日本で買う高級なショコラの味。ただし価格は6個入りで€8.00なので日本の半分程度です。特に感動無しなので中身の画像も無し。

ラ パティスリー バイ シリル・リニャック
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パリで最近人気のシェフ、シリル・リニャック氏がはじめたパティスリー。甘さ控えめで軽快な感じなので、東京のケーキみたい。それでいて東京の美味しいお店みたいな凝った味のハーモニーがあるわけじゃないので、ちょっと物足りない。パリの人には斬新なのかお店は凄く混んでいました。イタリアに行って明太子パスタを出された感じ(行った事ないですが)。価格はどちらも€4.50なので東京と同じくらいですね。
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お店はパリの中心から東側に外れた地下鉄9号線シャロンヌ駅から少し歩いたところにあります。あ、妻の後ろにいる男性、これがいわゆる「犬を連れた浮浪者」です。こうやってみると「ケーキを買っている奥さんを待っている人」にみえますが、出て来るお客に小銭をせびります。この後店員に追い払われてました。


★★(印象に残る美味しさあり)

ベルティヨンのソルベ
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パリ発祥の地といわれるサン・ルイ島にある老舗アイスクリーム店。ソルベ、つまりシャーベットですね。いろいろな果物の味のシャーベットが選べるのは別に普通ですが、とっても濃厚なんです。例えばメロンなら、メロンの味のついた氷というよりメロンを濃縮した氷という感じですしキメも細かい感じがします。あと、メロン味がオレンジ色なのはちょっとびっくりした(考えてみれば当たり前。緑色のほうがおかしい)。

ジェラール・ミュロ
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一時期日本にも高級イメージで出店していましたようですがが今は撤退。ケーキだけでなく、パンやお惣菜もある地元密着、という感じのお店。高級店ではありません。見た目がキレイでどっしりしたいかにもパリっぽいケーキ。むしろお惣菜のほうが美味しそうだった…


★★★(これは美味い!パリに行ったら必ず食べるべき)

パトリック・ロジェ
ロジェ
パリに4店舗を構える新進気鋭のショコラティエ。こちらはレンヌ通りのお店。
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さまざまなフレーバーがあってどれも美味しいのだけれど、特に柑橘系のフレーバーのついた緑色のショコラが絶品〜!この画像の箱で30数個のショコラとその下にタブレットが敷き詰めてあって€34.00なのでかなり満足度高いです。日本語サイトもあるわりに日本未出店でオンラインショップも日本には発送してくれません。日本で食べるには伊勢丹の「サロン デュ ショコラ」等のイベントで買うしかありませんが、とても高い値段(16個入りで9660円!)がついています。

ラデュレのマカロンのケーキ
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日本にも出店しているパリの老舗。プランタンのお店で購入。日本で言えば三越に虎屋が入ってるような感じでしょうか。見た目がこんなだし、デパートに入ってる老舗ということであまり期待していたかったのですが、これが美味しい。もっちっとした食感としっかりした甘さのあるマカロンと濃厚な甘酸っぱさのストリベリーがナイスハーモニー。食べごたえがあるとてもパリらしいスイーツです。お値段€7.05は東京の高いケーキ並み。

ラ パティスリー デ レーヴ
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こちらも最近人気のお店(残念ながら?この旅行の前に京都に上陸)だそうです。上の茶色いのは、なんとエクレアです。ミルクチョコレートのエクレアをビターチョコレートでくるんであります!
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2種類のチョコレートのダブルパンチなのにまったくクドさがありません。さっくりとしたエクレアの生地(日本だとよくありますよね、喰いちぎらないと食べれないエクレア)がうまくバランスしてるのかも。美味〜。下の黄色いのは、レモンクリームをフワフワのメレンゲで覆ったお菓子。もう手で持てないくらいのフワフワ!メレンゲの甘さもレモンの酸っぱさもどちらもしっかりしていて、強烈な「甘酸っぱさ」!フワフワなのに強烈という食べたことのないハーモニーでした。
デレーブ
こちらもパリの中心からやや外れた住宅街にお店があります。こちらはメトロ9号線のリュドラポンプ駅の近くのお店。東京でもそうですが、郊外や住宅地で出店し、評価を得て中心部に進出する、というのがパリのパティシエのサクセスストーリーだとか。カフェスペースがお休みだったのでやむを得ずルーブルの前の芝生で食べました(笑)。お値段はそれぞれ€5.50と€5.40なのでちょっと高め。ケーキの相場は東京と変わらないですね。


行けなかったお店

ラ クレープリー デ カネット
サンジェルマンデプレにあるクレープとガレットのお店。行ってみたら休憩時間だった(笑)。ブリュッセルもそうだったのですが、お昼時や夕方前に休憩時間をもうけていたり、カフェスペースがお休みのお店はけっこう多いです(考えてみれば日本でも昔はそうだったような…)。クレープのように、バブル以前に日本に紹介されてあっというまに流行→定着したものって、独自進化してる疑いが強いので、是非本場の味を食べてみたかったのですが…下調べは入念にいたしましょう。


で、結局、東京のスイーツはどうなのか。

私はスイーツで一番大事なのは味のハーモニーだと思っています(さらに味が出てくるタイミングにズレ=ドラマがあれば完璧)。ただ柔らかくて甘いのはスイーツではありません。

パリのスイーツと東京のスイーツ、どちらが上、というのは正直ないです。あるのはハーモニーの違い。東京のスイーツはやはり繊細。一つ一つの材料は淡白でそれらが細やかに重なりあう感じ。パリのスイーツは、どの材料も味がしっかりしていて強烈に響き合っている感じ。でも「大味」とは違います。強いて言うなら「骨太」でしょうか。
映画に例えるなら、東京は主役と脇役がそれぞれの分をわきまえている文芸作品。パリは主役も脇役も個性がぶつかり合うミニシアター系。

こういった違いがなぜ生まれるのか…主食(ご飯、パン)と料理(おかず)の関係にも通じるものがあり、別の機会に考察してみたいと思いますが、水の硬度の違いがキーかなと考えています。

最近はシリル・リニャックのような甘さ控えめが話題になっているようなので、ただ単に甘さを控えただけではない繊細をもった東京のスイーツをパリの人達に問うのも面白いと思います。フランスやベルギーで修行した日本のパティシエたちの「逆輸出」をぜひ見てみたいです。

こんな違いに気づいたのも、やはり現地で食べたからこそ。やっぱり実際に行ってみないと分からんもんですねえ。
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